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【カーボンニュートラル】活用次第で可能性が広がるバイオマス発電

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カーボンニュートラルの実現に貢献する「再生可能エネルギー」のひとつであるバイオマス発電。近年、様々なメディアで目にする機会も増えてきています。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

バイオマス発電の発電量は世界的にも増加傾向にありますが、導入量(2017年実績)が最も多かったのはどこの国?

A. アメリカ
B. 中国
C. ブラジル

本記事ではバイオマス発電についてご紹介します。最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

バイオマス発電とは


バイオマスとは動物や植物由来の生物資源の総称です。木質系、農業・畜産・水産系、建築廃材系など、種類は多岐に渡ります。
本来なら廃棄されるはずだった生物資源を直接燃焼したり、ガス化したりすることで発電する仕組みです。
現在最も多く使用されているのは間伐材や建築資材廃棄などの木質系の燃料です。
バイオマス発電はカーボンニュートラルに貢献するだけでなく、国内で出た廃棄物を再利用することで、エネルギーの自給率アップや循環型社会の構築などのメリットもあります。燃料や設備の確保さえできれば、太陽光や風力発電のように自然環境に左右されずに発電できるという点も強みです。

広く導入されるまでの道のりはまだまだ遠い


一方、バイオマス発電はその他の再生可能エネルギーに比べコストが高いというデメリットもあります。
自然環境の影響を受けずに発電ができるという反面、資源の確保や運搬、加工などの人件費や燃料費もかかるためです。
さらに木質系燃料の使用割合が多いにも関わらず、国内で間伐採できる木材量には制限があるので、輸入原料に頼らざるを得ないという現状もあります。
そこで、地域で算出される木材を活用して電気を作りつつ、発電時に出る熱を地域で有効活用する地産地消型の「再生可能エネルギー発電等設備及び熱利用設備」の導入も進められています。
群馬県上野村ではペレット工場や発電設備を新設し、生み出された電気と熱を村内のきのこ栽培施設で活用したり、岐阜県高山市では電気を地元電力会社に売電しつつ、熱は市営の温浴施設で活用するなどの事例があります。
このような取り組みを行う民間事業者へ、国や自治体が助成事業を行うなどして導入拡大の試みが少しずつ拡がりをみせています。

まとめ


バイオマス発電はまだ発展途上ではありますが、今後いかに発電コストを下げ参入事業者を増やしていくか、課題の解決策と活用方法は多様にあるともいえそうです。

クイズの正解発表💰

それでは正解発表です!

答えは「B. 中国」

次いでアメリカ・ブラジル・ドイツ・インド・英国と続き、日本は世界第7位の導入量でした。今後の世界全体の導入量の動向にも注目です。

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【参考サイト】
・経済産業省 資源エネルギー庁 「再生可能エネルギーとは バイオマス発電」

・経済産業省 資源エネルギー庁「持続可能な木質バイオマス発電について」

・東京都 「地産地消型再エネ増強プロジェクト事業 申請受付を開始


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