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鴨川市江見 海里山里

江見駅周辺と背後に広がる山里を歩いた記録。

駅近の花笠山。地元の有志による整備が進んでいる。

頂上でも標高は70mほど。海に面しているので展望は申し分ない。

観音寺。房州における墓石は芸術品である。

花と線香を供える台に龍が棲んでいる。

江見海岸。

波打ち際の岩。てっぺんの石杭には「漁業権基示」とあった。

旧街道と海の間にある畑に立つ照明器具。形からして澪標に見える。

旧豆腐屋だろうか。

タイル。

海を臨むガススタンド脇の稲荷。

磯石だろうか。装飾的な石垣。

駅裏、浄照寺の背後にある山。ここに神社があったらしいという情報を得た。

看板があるので整備されていると思っていた。

ほぼ垂直な崖を、山岳地帯のヤギのようによじ登っていく。

平場と灯籠のみが神社だったことを示している。あたりには屋根瓦が散らばっており、瓦葺の社殿があったこともわかる。

古道のようなもの。

九頭竜トンネルを抜けて山村地帯へ。

天面集落。天面地区は漁港と農村にまたがっている。

村の薬師堂。

薬師堂隣の熊野神社。古けた石段を下草と苔が覆う。

境内には水仙が植えられていた。

いかつい狛犬が笑顔で出迎えてくれる。

仔獅子も笑っている。

天面集落。

天面集落と西山集落をつなぐ道。

道中にちらっと見える大日如来。鴨川市で最もポピュラーな石仏の一つ。

これも工芸品として優れた墓石。飛び跳ねる兎の躍動感がよく表現されている。

西山集落。

狭い土地を活かす棚田。

街灯だろうか。

山祇神社。

神社を構成する重要な要因として、境内の雰囲気以外に立地もあるように思う。人里離れた民家が数軒あるだけの山間の集落にある神社、というシチュエーションはどうしようもなく惹かれる。

西山集落。

さらに奥地へ。

古泉寺。本堂は台風で破壊され、住職も亡くなってしまったそうで荒れつつあった。

行った日 : 2022/12/10

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