ぼくの灯火はどこだ(この先のこと)

今noteはじめるのかよという感じだけど、困ったことに、周回遅れをあえてする自分が嫌いではないから始めちゃう。

noteの使い方とかわからないし(なんかすごい人が記事売ってるイメージしかない)

かといってバキバキに勉強する気はなく、身もふたもなく言うと、楽にやって行きたい。

いろいろと雑なやり方をするかもしれないけど、どうかゆるしてください。

とりあえず、思いついた端から、いらんことでも書いていこうとおもう。


最近の悩み。

なんか、昔は常に傍にあったメラメラ燃える目標がなくて困ってる。

ありがたいことに、望んでも望んでも叶わなかった大目標を、達成してしまったのが原因だ。

もともと身に余る光栄なお仕事を、いろんな方のご厚意で任せていただけてきた十年間だったと思う。

ただ、どうしても熱望していた、子供の頃からの夢。やりたかったこと、でも叶わなかったことが、思いもよらないタイミングで叶ってしまって。

燃え尽き症候群…ってほどではないのだけど、なんか心の奥の奥のほうにある灯火みたいなのが、見えなくなってしまったのだ。


誤解がないように言っておくと、今もお仕事の話をいただけたら、相変わらずやたら高揚するし、自分の限界以上にがんばる。そこは変わってない。

ただ、なんというか、目の前のことはすっごく頑張るし、やり始めたら張り合いはあるのだけれど、大目標というゴールがなくなって、これからの行き先に困っているのだ。

自分のしたいこととかを考えて掘ってみても、

「数ヶ月から一年くらい、自然の多いところでととのえたい(講師や連載は続けつつ)」

とかいう消極的なものが多く、また現状の生き方を考えると↑は非現実的なのだ。


たぶん、ぼくはサラリーマンの方々よりは、まとまった休みはその気になれば取れるのだろうけれど、色々あってそれはできない。

独立してからの最初の一年間の、あの仕事のないトラウマは、何をどうしても洗い落とせるものではなかったし(たぶんベーシックインカム適用されても無理)

自分の生い立ちを考えると、お仕事をしないという意思決定自体が怖くて仕方がない

そういう感じで、選択肢はあるけれど、選択できない時間をながく過ごしていて、モヤモヤする。


たぶん疲れているのだとは思う。いろんなことに。がんばってきたからのぅ。

だから、消えてしまった火を、再び点ける必要がある。

これから先も頑張る理由(灯火)がほしいし、燃料を探すために、自然の中に身をおいてみたい。

確信に近い勘だけど、ぼくの場合は、自然の中でぽかんとしてると、なにか次のものを見つけると思う。


ただ、世の中の絵描きさんのほとんどって、そういうことをしておらず、淡々とストイックに、もしくは延々と楽しんで作品を作られているように感じる。

もちろん、見えないところで作り続けるための工夫や苦労はなさっている方も、かなりいるのだろうけれど。いかんせん自分くらいの年齢で、こういう悩み方をされている作家さんを身近に知らないからのぅ。

似た悩みを抱えている人が周囲に見当たらない以上は、孤独に自問自答するしかない。


自分のようにウダウダ、ウジウジ、ウネウネと悩んでおらず、ブルドーザーのようにがーーーっと割り切って、行く先々を整地して、ゴンゴンと進んでいく人に、とっても憧れる。そういう人格に生まれていたら、どれだけ幸せだったろう。

でも、人生は配られたカードで勝負するしかない部分もある。ブルドーザーになれないか色々試してみたが、結局竹ボウキくらいにしかなれなかったのだから、ないものねだりしても仕方がない。

まずは持ってるカードを切る勇気が必要なんだろうな。


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