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【webライターとして稼ぐ攻略思考】Webライター初心者は自分の意見を考えて「課題発見」のクセを身につけよう

Webライターという仕事はコラムと違い、自分の意見を述べることはほとんどないと思います。必要なのは検索者が抱える問題を解決する記事を書くこと、さらにその検索者が特定のキーワードで検索した時に上位表示される記事を書くことです。

では自分の意見は必要ないのかというと、そうではないと思います。執筆した記事の表面には出ませんが、明らかに読み手に対するメッセージを込める必要はあると思うのです。それは、「この記事にはほかの記事にはない大切な情報がある」というメッセージです。具体的には検索上位の記事には書かれていない、読み手自身も気づいていない課題の提示とその回答を書くことが、読み手への隠れたメッセージになると思います。

そしてそれこそがコピーコンテンツを生み出さない、ほかの記事との差別化を図るために必要なことだと思うのです。

ではどのようにしてそのようなオリジナリティを出せるようになるのかというと、自分自身が課題を見つけ出すクセを身につけることです。そこで課題を見つけ出すためのコツをひとつご紹介します。

こちらの記事を読んでみてください。「小さな幸せを目指す」ことへの違和感とその危険性について述べています。この記事を読んで、なにか違和感を覚えることはないでしょうか。

読み手も気づいていない課題を取り上げてその回答も執筆する記事を書くには、「なるほど確かに…」で済ませずに自分なりの意見を考えるようにしましょう。

この記事では「幸福至上主義」に対する意見を述べていますが、自分自身の意見は述べていません。つまり「この方法は良くない」と言いながらその代替案を述べてはいないということです。

良くない方法だとしても、それ以外に良い方法がなければその方法を採るしかないでしょう。何も対策を取らなければ現状は悪化するのみです。「身の回りのことから幸福を探す」という行為をする理由は、「幸福を感じたい」からであって幸福感を求めているからです。

もともと幸福感を求めていない人もいるでしょうし、そのような人は「幸福至上主義」になることもありません。そして幸福感を求める人はそのための方法を探しています。「身の回りのことから幸福を探す」ことに異議を唱えるのであれば、その代替案を示すべきです。

と、このように読んだ記事に対する自分なりの意見を考えるようにすれば、いろいろと課題が見えてくると思います。そもそも幸福を感じることは絶対に必要なことなのか、という疑問は常に幸福を求める人は頭に浮かびにくいかもしれません。しかしこのような記事をきっかけに、考える機会が生まれます。その結果、自分自身が意識していない課題に気づくようになります。

それこそがオリジナリティのある記事を書くために必要なことです。検索上位の記事内容をまとめてさらに上位表示される記事を書いても意味はありません。また、そのような記事は生成AIが大量生産するでしょうから、Webライターの仕事ではなくなると思います。

読み手も意識していないような課題を提示し、その回答を展開させることでオリジナリティのある記事に仕上げることができます。これは生成AIでは(少なくとも今のところは)書けないでしょう。またコピーコンテンツを大量生産しないためのWebライターの使命だとも考えられます。

「違和感を覚える」あるいは「この意見には同意できない」といった内容の記事があれば、課題を見つける習慣を身につけるのに役立ちますます。そこに書き手自身の考えは書かれているのか、あるいは自分ならどういう意見なのかを考えならが読み進めることをおすすめします。

この習慣を身につけると、検索上位の記事には共通して「書かれていないこと」を見つけ出すことができるようになります。

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