【FX】高値・安値攻略トレード:ロット数計算の徹底解説
こちらの続きです。
このトレードの説明をします。この高値・安値攻略トレードのロジックは極めてシンプルです。こちらのFXデイトレードルールで運用しています。
FX手法:高値・安値攻略トレードのルール
高値と安値の間で上下動をしていれば、その範囲を超えると大きく動くことが多いものです。そこで高値を超えたら買いポジションを建て、安値を割り込んだら売りポジションを建てます。
そのまま動き続けて利確すればよいのですが、反転して安値あるいは高値を更新した場合にはポジションを切り替えます。
その際に損切りした損失はあとで回収するのでロット数を増やします。つまり「損小利大」を狙うスキームとなっています。
このロット数の計算を厳密に行うことてむやみにロット数を増やすことなく、さらに反転した時に備えなければなりません。よって最初のロット数の設定も重要となります。
先ほどの決済内容を見ると、ロット数は次のようになっています。
① 買いポジション:1ロット(100,000通貨)
② 売りポジション:1.5ロット(150,000通貨)
③ 買いポジション:2.78ロット(278,000通貨)
④ 売りポジション:4.08ロット(408,000通貨)
⑤ 買いポジション:6.47ロット(647,000通貨)
レバレッジは1,000倍なので、647,000通貨の証拠金は1AUD=104.568円とすれば「104.568×647,000÷1,000=67,655(円)」となります。
つまり67,655円の証拠金で最後に802,280円の利益を出したということです。
FX手法:最初のエントリー
1番最初の買いポジションですが、高値と安値が次のような状態の時に注文を出しています。
高値:1AUD=104.528円
安値:1AUD=104.186円
AUDJPYのスプレッドはこのFX業者はおよそ0.038円です。そこで高値超えの逆指値は「104.528+0.040=104.568円」とします。安値割れの逆指値は104.186円よりも0.001円下の104.185円とします。
よってこの高値と安値の範囲内にある時に、次のような注文を出しておきます。
買い注文:104.568円の逆指値
売り注文:104.185円の逆指値
ロット数は1ロット(100,000通貨)とするので、1AUD=104.568円であれば証拠金は「104.568×100,000÷1,000=104,568(円)」です。
さて、値は高値を超えたので買い注文が約定し1ロットの買いポジションが建ちます。
以下のドテン注文のロット数計算はマガジンをご購入いただいている方が最後までお読みいただけます。ほかの通貨ペアもすべて同じルールで注文を出し、同じ計算方法でロット数を算出しています。
よって以下の計算方法をご理解いただければ、あとは誰でも同じようにトレードができることになります。
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