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誰よりも大きな夢を描く為に。

カプセルZでは、

マンガみたいな会社を作る!

とか、

空想株式会社

とか、

遊(あそ)ビジネス

とか、

かなり"子どもウケ"するような経営方針を掲げています。

ただ、その分、実績を出せずに潰れたら口先だけの人で終わってしまうので、常にキャッシュフローは重視しています。

キャッシュフローなんて格好つけましたが、要はお金です。

以前は、先行投資にガンガン突っ込み、残高は少なくてもオッケー!みたいな感じだったのですが、

今から10年前の2011年3月11日の東日本大地震の時にその価値観はガラリと変わりました。

人生で初めて"死"を意識しました。

そして、その時に真っ先に思ったこと。

それは、社員スタッフとその家族を連れて関西に逃げる事でした。

自分でも驚くくらい自然に「自宅も全部売り払ってしまえば、半年は耐えられるかな?」と真剣に考えていたので、

あぁ、自分もいつの間にかスタッフの生活を優先する経営者になれたんだな、、

なんてそこだけは妙に冷静に考えていました。

ただ、その時の経験により、蓄えの大切さと同時に、全ての収入源が絶たれ、ゼロからスタートを切るには半年の準備期間だと足りないな、とも思いました。

それを機に、もしこの瞬間に営業がストップしても3年間はスタッフ全員にお給料を支払えるだけのキャッシュは持っておきたい、と考えるようになりました。

先行投資ガンガンの攻めの姿勢も良いけど、それよりも鉄壁の守備があっての攻撃的姿勢だろう、と。

確実に勝たなくても良いけど、確実に生き残らなければ。

それはある意味、人を雇用する経営者としての責任として。

それから、10年が経ちましたが、今、面接の際に必ず言う事があります。

「ウチは終身雇用は保証しない。というかそんな守れる保証のない何十年も先の約束はしたくない。
ただ、3年先の雇用だけは絶対に守る。
例え、今日、全ての収入源が止まってもお給料は払い続ける。
もちろん、その根拠になる資金もあります。」
と。


空想株式会社を実現する為にも、まずは確かな現実を手に入れます。

経営理念で、遊ビジネスを謳うからには、まずはビジネスで圧倒的に結果を出します。

将来の不安を抱えながらじゃ、夢や空想も小さくまとまっちゃいますからね。

誰よりも現実的だからこそ、誰よりも大きな夢が見れると思っています。

それでは、また!

カプセルZ

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