はじめての釣り
今日は友達に連れられて、釣り場にいってきた。釣りをするのは初めてだったから、分からないことが多かったけど、試行錯誤しながらしっかり釣りをすることが出来た。
場所
釣り場は想像よりも寂れた場所にあった。町から4キロ以上離れた、ほとんど人のいない場所である。こういう場所に来るのは初めてだった。空は透き通り、空気は暖かく、非常に落ち着く場所である。
そこには大きな川があった。僕たちはそこで釣りをした。
耐久戦
初めて釣りをして思ったのは、とにかく忍耐力が必要であるということだ。友人の竿を借りて何度か試してみたのだが、全く釣れなかった。そもそも魚がかかった感覚というのが分からないから、途方にくれてしまった。
自分には釣りのセンスがないのかなあ、と落ち込んでいると友人が
「釣りは忍耐だから」
と声をかけてくれた。その言葉を信じ、僕はとにかく待ち続けた。
すると、だんだん楽しくなってくるのだ。
最初の内は
「なんで釣れないんだろうなあ」
とイライラしていたが、だんだんその感情がすーっと消えていく。その代わり、のどかな風景や暖かい風に気持ちが向くようになり、すごく穏やかな心持ちになった。
これが釣りの楽しさなのかなあ、と思ってみる。
終わり
結局一匹も釣れなかった。二時間ぐらいいたけれど、とうとう竿を引っ張ることは一回もなかった。
でも、後悔はしていない。
普段は味わえない、たくさんの自然を感じることが出来たからだ。
釣りは自然との触れあいだ、と思う。
今までは
釣り=魚を捕る
だと思っていたが、それは違うのだと分かった。すごくのどかで良い趣味だと思う。これからも続けたい
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