2020.11.24

メンクリに行ったあと免許更新に行った。証明写真も更新のハガキも忘れていたけれど何故か許された。
だが、お金が足りず更新できなかった。
スマホの電池が切れたので色々と考えながら帰っていたのでそれについて書こうと思う。

帰りに頭痛が酷かったのでなんとなくカフェインとポヤーっとする成分が入った鎮痛剤をODしていた。
別にODしたくてODしている訳でもなくて、痛みによってODさせられているわけでもない。
ODしているようなさせられているような。國分功一郎 『中動態の世界』にその様な話があったのでちゃんと読みたい。前回読書会を主催していたがわたしが閉鎖病棟にブチ込まれてしまいポシャってしまったので。
自分は中動態的なODと自己治療仮説的なODのふたつの種類のODを繰り返しているような気がする。なんとなくのODと生きるためのODというか。生存のために進化(退化？)したせいか生存のためのODは減ったような気がするが。その分何かを失ったり鈍感になっていっている気がする。

どれだけODしてもどこかに理性が残っていて、ある程度の体裁を保ってくれている。そのせいかたまに理性も何もかも全部吹き飛ばしてもっとめちゃくちゃになりたいと思うことがある。めちゃくちゃになって自分をもっとぐちゃぐちゃにして、それでめちゃくちゃ笑いたいと思うことがある。
でも面白くないのは嫌かな、ウィットに富んでいてあとからもめちゃくちゃ笑えるようなぐちゃぐちゃになりたい。

脳がダルくなったり、地獄みたいな時によく狂気が「目か片腕か片足を切り落とせば楽になるぞ！」と囁いてくる。
今は割とマトモなのでeuphoria(リョナゲー)かよ！！ って一蹴できるがむかしこの考えがあったらどうなってたか分からないかもしれない。
「身体完全同一性障害？」って聞かれるけどそんな感じではないかもしれない。特定のどこかを切り落としたいみたいなことにはならないので。
ただわたしみたいな人間が五体(精神を除く)満足で生きていていいのかという気持ちが根底にある気がする。
とりあえず哀れまれたいとかそういうのではない。自身は不完全なのだからどこまでも不完全になりたいのかもしれない。不完全な体、不完全な精神、不完全な中での完全を目指しているのかもしれない。