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令和のエド・ゲイン


※違います

注)今回も猟奇的な表現が含まれます。また宗教を持つ人が見ると不快になる表現もあります。苦手な方はブラウザバック

皆さんは人皮装丁本(にんぴそうていほん)というものを知っているだろうか?
要するに人間の皮で装丁された本である。

むかしこれの存在を知り、写真を見た時、サブカルやリョナラーや厨二病や幻想文学好き等の血がさわいだのを覚えている。
だがここは法治国家日本であり火葬文化の国である。人を殺して皮を剥ぐなんてしようものなら夜のトップニュースに載ったり文春のルポライターが大挙して押し寄せたりすること間違いなしであるし、エド・ゲインのように墓荒らしをしても出てくるのは骨と壺だけである。
しかしそこで諦めないのがこのかぷりすちゃん、自分の皮を生きたまま剥いで人皮装丁本を作ろうとしました。今回はその時の話です

用意したもの

  • 人の皮

  • 刃物(剃刀辺りがベター 刃が厚いと皮だけ切れない)

  • 消毒液や抗生物質、そして痛み止め等の薬

  • なんか皮を留めるもの

  • 勇気(?)

  • 狂気

  • 強い意志

やっていき

まず作るに際して本を選ばなければなりません。人の皮で作る本ですから特別な本がいいと思い聖書を選びました。自宅にあった聖書はハードカバーで、合皮で装丁されていましたのでその上から装丁していきました。

次にどこの皮を剥ぐのか考えなければなりません。皮の薄いところだと上手く剥げませんし、他人に剥いでもらった場合(そんな優しい、もしくは猟奇的な友人はいないと思うが)その人がヤベェやつ認定されちゃうからです。
ちなみに人皮装丁本の例を確認したところ、背中の皮や頭皮を使うことが多いようです。真似しちゃダメだぞ。
面の皮が厚くないわたしは足の皮を使いました。歩くためにある程度分厚く、なおかつ自身で剝ぎやすい。
消毒して、剥いで、さらに剥いだ皮と傷口を消毒した後傷口に抗生物質を塗ります。
人皮のなめし方どころか獣の皮のなめし方すら知らないので少し乾燥させてから貼り付けていきました。

結果

試したあと分かったが、皮は乾燥すると縮む上、表紙の面積は文庫本でも体表面積の3~4%分の面積がある。(手掌法を参考)
そして、足の皮を剥ごうものなら歩く際にかなりの痛みが走ることになる。剣道をやっていて、足の肉刺が潰れて皮が剥がれるといったことはよくあったが、それを遥かに超える痛みが走る。
まず左足のみを剥いだが、皮が再生する間は足を引きずって歩くことになった。
また、生きた人間の組織を切除する以上出血が伴う。さらに、医療機関でない以上トロンビン製剤なんてものは用意できない。
微小な出血を繰り返すことになるし、間違って深く切ってしまった場所はたまにダラダラ血が流れることになる。
よく靴下に血がついていたり出血が確認されたりしてドン引きされるようになる。
結果として2割程度を装丁したところでギブアップして、3か月ほど足を引きずって歩くこととなった。
南無。

写真(グロ?注意)

極貧なので石油王なら課金してください。石油王じゃないなら無理しなくていいです