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失われた時を求めて ①第一篇「スワン家の方へⅠ」を読む

3◆ 11/4/23土〜 微睡む精神、再読スタート
②以降の理解のために、今一度、再読している。
私という精神の記憶装置。生物のような記憶装置というべきか。眠りから覚めると、微睡む精神は、自分がどこにいるのか、まさぐるように位置と時間を確認する。私は、20世紀初頭のフランスのパリ、イリエならぬコンブレーの家で、何かを回想し始める。


2◆ 10/27/23金
~ 一人の散歩の習慣
田舎の娘への特殊な欲望を、一般的な欲望へと還元する歳ではなかった時という分析、あとは、花やら樹木やらに対する細かい感受性というのか、そこまで読み進める。キンドルに加え、鈴木訳、井上訳、吉川訳を参照しながら読み進めている。
このころ、主人公の私は、一人でコンブレーを散歩することができる習慣の年齢に成長している。たぶん性の目覚めの時期であろう、そうした記述がmなされている。

1◆ 10/6/23金~ ルグランタン氏
しばらく前から主にキンドルの光文社古典新訳文庫で読み始める。ルグランタン氏のところまで読む。主人公の私は、どうやら彼に対して好意を持っているようである。

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