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バレエ感想⑲「横浜バレエフェスティバル2023」

二山治雄さんと大川航矢さん目当てで行ったのですが、全体的にとっても良かったです!
ロシアから帰国して牧阿佐美バレヱ団で活躍する大川航矢さんは寺田翠さんと「タリスマン」を踊ったのですが、もう2人とも凄かったです。大川さんは相変わらず軽やかで、重力を感じさせず、さすがモスクワバレエコンクール金賞の実力は凄まじいです。最後のマネージュのときは観客も大拍手、最後の540では後ろのマダム達が思わず「キャー」と声を上げたのが聞こえました☺️ 「でしょ?大川・寺田ペアすごいでしょ?」と心の中でドヤりながら拍手喝采を送りました。
寺田さんはロシアスタイルのアラベスクが伸びやかでとても美しい。そして何と言ってもこの短期間で体を戻してきたのが凄い!バレエクラスだけでなく、体を絞る方法を伝授するクラスもお願いしたいくらいです。
大川さん・寺田さんのパドドゥを見るのは2017年のバレエ・アステラス以来なので6年ぶりです。寺田さんは産後ということもあり近年はYoutubeや教室の方の活動がメインでしたが、やっと見れてとても嬉しいです!お帰りなさい!Добро пожаловать!

小野絢子様とキング福岡雄大のジゼルは、小野絢子様が美人すぎて他に何も目に入らない…😅 なんて美しいんだ…。実は昨日のバレエアステラスでは中家正博さん、木村優里さんのジゼルを見たばかりなのですが、また雰囲気が全く違い、見ていて楽しかったです。そして何より、小野絢子さんが美人すぎる…。やばい、美人すぎて光り輝いていて、透明感が凄い…。福岡さんは息も絶え絶えで死にそうなアルブレヒト感が出ていて、ダンサーって改めて凄いなと思いました。

イングリッシュナショナルバレエの加瀬栞さんは仲秋 連太郞さんとタマラ・ロホ版のライモンダ。仲秋さんの衣装が下のサムネの黒地にド派手な金刺繍のギラギラした衣装で、カッコいいいアブラデクマンだなあと思ったのですが、ん?なんか仲睦まじいし、キスしてるし、これはまさかアブラデクマンではなく、ジャンドブリエンヌ?加瀬さんもサムネのピンクの衣装なのですが、ライモンダでこの手の衣装を見たことがないのでなんだか不思議な気分でした。

小池ミモザさんのマイヨー作品はよくわからないけれど、長身の小池さんに青いロングドレスが良く映えて、とても綺麗でした!
高橋 絵里奈さんとジェームズ・ストリーターの「No man's land」は日本初演と銘打ってありましたが、ん??私これどこかで見たことあるぞ・・・・?と思ったら、昨日アステラスで見たばかり。初演被りでした😅

さて、大トリの菅井 円加さん・二山 治雄さんペアはとにかく円加ちゃんがめっちゃ可愛い!ハンブルグバレエの来日公演ではクールな感じだったので、このギャップに完全にやられました。とにかく、本当に可愛かったです。このペアは2人とも超テクニシャンで、柔軟性もすごく、ジャンプも高く、回転もグルグルすごいです。なんともフレッシュで明るく、超絶技巧を嫌味なくアッサリ織り交ぜる、嵐のようなペアでした。

横浜バレエフェスティバルの来年が早くもとても楽しみです!

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