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恐怖! サイゼワインの怪

絶対怒られるだろうな、このタイトル。ということで、こんにちは、あずまです。もう漢字表記は窓から投げ捨てました。というか窓から投げ捨てるって言わなくなりましたね、どんどんいろいろなことばが死語になっていくのはとても切ないですが、それが時代というものなんでしょうね。

と前置きはここまでにしていつもビール漬けの僕がサイゼリヤで赤ワインを飲んだときの恐怖体験を書いていこうと思います。あくまでこれは個人の感想であり、サイゼリヤのワインについてのネガティブキャンペーンとか、評判を貶めようとか、そういったものではないので、あらかじめご理解いただきたい。

サイゼリヤのワインは安いんだ!

サイゼリヤのワインは非常に安いことで有名だ。いやめちゃめちゃ安い。250mlのデカンタで200円、500mlだと400円(確か切り上げたから400円だよね……?)。ビールが高すぎるだけかもしれないけど、でもやっぱり安い(ビールはジョッキ400円 一番搾りなのはいいんだけどね……)。

ビール党の僕は本当はビールがよかったんだけど、控えめに言って高いので友人のすすめるがままに赤ワインを飲むことに(といっても僕はあんまりワインが得意ではないため250mlのデカンタを2人で飲むことに)。

大人のミックスドリンクバー

よくわからないけどドリンクバーもつけられた。いやまあいいんだけど、どうせワインだけじゃちょっと辛いし。
そんなこんなでジンジャーエールを飲みながらワインが来たのだが……はてさてどんな味かと飲んでみたところ、ああワイン、うんワイン、いつもの味。新鮮味がないことがなんとかかんとか――

するとなんか目の前で小学生がやりそうな(いや小学生というか20歳未満はやっちゃダメだよ!)ことをしているではないか!ジンジャーエールとデカンタの赤ワインが混ざっていく――さらに氷を入れる仁支川峰子スタイル(これは僕が勝手に言っているだけです……)。

まあ、サイゼリヤだし、なんでもありか、すたみな太郎みたいなものか(怒られろ)という気持ちになりつつ真似をして一口。渋みはほとんど感じなくなり赤ワインの酸味が炭酸と共に少し感じられるとんでもない飲料が完成していた。
すごい飲みやすい、ライトボディの白ワインですらちょっと微妙に感じてしまう僕がスイスイ飲めてしまう、しかもなんかあんまり酔った感じがしない、不思議な飲み物。

しかしそれもつかの間、30分ほどするとクラっと酔いが回ってくる。でもまあこんなものか、と食事を終えて店を出るとなんだか足取りが……あれっ……体が……と不安になる気持ちでいっぱいに。

帰りの電車を乗り継ぎながら頭痛に悩まされる。おかしい、なんだあのワイン、という疑念に苛まれる。度数も14度程度らしい(調べた)しかも250mlを2人でわけたんだから実質的なアルコール量は……と考えてもおかしいほど酔いが回っている。サイゼリヤを後にして2時間、ようやく家にたどり着く、頭が痛い、おかしい、地軸が傾いてる。

とんでもない飲み物だったことに翌日の昼中に目覚めて気づく。寝る前まであった頭痛がいまだに後を引いている。これが俗にいう二日酔いというものだろうか、今までまあまあ飲んだなあと思った日でもなかったのに、つか僕まだ若いのに、たかだかサイゼリヤのワインにここまで苦しめられなければならないのか……?と思いながら冷蔵庫からビールを取り出した。


いかがでしたか?
そもそも怪談風なタイトルのくせしてなんでもねぇじゃねぇか!って言われそう、いや書き終わって思った、書き始める前にも思ってたけど。
こういうセンセーショナルな書き方をするからよくないことはわかってるけど、センセーショナルに言うのは楽しいよね!オタクはさ!(クソでか主語)

まあ冗談はここまでにしまして……とりあえず、サイゼリヤのワインはワイン慣れしてる人が飲むもので、初心者があれこれして飲むのはとんでもないことになるからやめたほうがいいと思いました。一連の流れのあとTwitterで「サイゼワイン 悪酔い」とか検索してみたところ、うんやっぱり悪酔いするんだね、という感想に。まあ値段が値段だからね、合う人はいいんでしょうけど……普段ビールとか焼酎とか、そういった路線のものを飲んでいる人は身構えたほうがいいと思います……まあ自分じゃなきゃ面白い話なんだけどね……

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