見出し画像

手におえなくなるのは誰か?

2012年12月に書いたブログ
中々面白いからnoteへ保管してくわ。
こんな時代もあったねと…。

========================

この連休中、私のTwitterのTLは

妻が仕事を持つと変わる夫婦の力関係
「専業主婦」を「集金マシン」に変えるコツ【2】
http://president.jp/articles/-/833

「イクメン、弁当男子」は、なぜ出世できないか
http://president.jp/articles/-/8136

この2つのプレジデントの記事で盛り上がっていた。

1つ目の記事はサブタイトルを読んだだけで終わってる。
「男子厨房に入らず」の逆で「女子社会に入らず」とでも言いたいのかな?
そんなに女性に社会進出して欲しくないのか?と感じた。

2つ目の記事は伊藤忠社長の話なのですが。
その中でのアナログなコミュニケーションも大切にしようという感覚は分かるし
男性であっても、女性であっても適材適所を企業側も考えなくてはいけないという部分には理解できるけど
いかんせん編集側の問題なのか、今のバリバリ働く世代をdisってる感じが否めない。

と言うものでした。

こう、自分の経験に基づいてお話しているんでしょうが、時代も考えず、一方方向にしか物事を考えられない方が
未だに日本の大企業のトップにいたら、インターナショナルな成長は望めないのではと思った。
日本国内では一流かもしれないけど、その先へは進めないよと…

で、この記事を読んで思い出したことがあったのです。
あれは丁度Twitterを始めたくらいの頃だったはず…

マックでご飯を食べていて、隣の席に何かの勧誘と思しき会話をしている二人連れがいたのです。
たしか女性同士だったような…

まぁ、その会話の中で
「社会で勤労・納税・教育って習ってきたけど、実は私たちはただの納税マシーンに育てられてきただけなのよ」
と言う言葉はできてきて、思わず耳がダンボになっちゃったよねぇw

よくよく聞いてみると…
どうやら、あまり社会のこと(政治や経済などの複雑な社会の仕組みや諸外国の社会情勢など)を教えすぎて国民が知恵をつけすぎると、素直に税金を払ってくれなくなるから、学校では余計になことは教えてくれない。これからは自ら社会のことを勉強しないと体のいい納税マシーンとして一生を終えることになるわよ。と言うことだそうだ。
そこで何らかの勧誘ってことらしく、まんまと引っかかったのかは分かりませんが…

でも、これって企業にも言えることで、たとえは私の身近なところでいうと「販売員が知恵をつけすぎると困る」と言う話を聞いたことがありました。
販売員が知恵をつけると『「もっとこうした方が売れる」とか「こういう商品を作った方が良い」とかうるさい。素直に商品を売ってくれれば良いのに』と言う話。
ひどい、ひどい。
どんだけ自分のとこの販売員を信じてないのか。あんたのマシーンじゃないんだよ!って。

先の2記事のおじさんたちも、要は女性や若い者が知恵をつけると手におえないってことでしょ。
自分の上を行く存在になったら、自分の座もなくなるかもしれないしね。
あぁ、嫌だ、嫌だ。

あっ明石家サンタを見ないと!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?