「ノーギャラ出演交渉に嘆く演奏家の投稿」の記事を読んだ失敗小僧さんの動画を観て考えたこと

時事問題で、お話がおもしろくて大好きなYouTuber失敗小僧さんが、音楽演奏のギャラ問題について語っていたので、あらためて私なりの考えをまとめてみました。司法書士の価格交渉の仕方、参考にはなります。
https://youtu.be/4wkGBmfh1Go

音楽の演奏ギャラって、ほんとに相場の幅が広すぎてわかりにくいんですよね。支払う側としても、もらう側としてもいつも頭を悩ませる問題です。

理想としては、その演奏家の方がどのぐらいの経歴を持っていて通常どのぐらいのギャラをもらっているのかの情報を事前に知ることができればいいんだけど、なかなか難しいし、直接根掘り葉掘り聞いて気まずくなってしまわないか、という心配もある。

また、主催者側の懐事情もありますよね。

主催者個人が一人でリスクを背負ってコンサート開催している場合もあるし、こういった場合、私は主催者さんとの信頼関係があったり今後も交流を続けたい場合は、交通費程度のギャラでもお引き受けするし、集客にもできる限り協力してあげたいと思う。そういった場合には、会場でのCD販売をさせてもらったり、先のコンサートの宣伝をさせてもらったりして、ギャラ=宣伝広告費で相殺、というふうに自分で割り切ったりもします。逆に、けっこう資金のある団体や補助金をもらっているコンサートなどは、主催者側から十分な額のギャラを提示していただく場合もあり、その場合は遠慮なくいただきます。

失敗小僧さんが動画の中でも言ってたけど、駆け出しの演奏家にとっては、ノーギャラでも演奏機会を提供してもらうといことは、ありがたいことなんだよね。

恩師が主催するコンサートにはこちらが参加費を払って演奏することもあるし、重いノルマを課されて、チケットをさばき切れずに、高額なチケット代金を自腹で負担して演奏することもありました。

問題は、この段階にいつまでもとどまっているわけにはいかなくて、いつかは上の段階に浮上しなければいけない。それが難しい。

そこから抜け出すきっかけとして、私の場合は、ある時期から、自分でリスクをとって自主企画のコンサートをするようになったんだけれども、企画運営、チケット販売、全て自分で、というのはまあー大変です。

最近では、またもう一つ上の段階として、依頼を受けて、他者企画のギャラ有りノルマ無しのライブに出演させていただけるようにもなりました。企画運営の大変さはなく、ノルマも無しとはいうけれど、暗黙の了解で、自分のお客様を集客できないと、これまたかなり気まずいのです(-_-;)
(フクロウの歌ライブ、みんな聴きに来てねー(^_^;))

音楽演奏とギャラ問題。これは永遠の課題です。

でも、お互いの事情をぶっちゃけて話して、互いにちょうど良いところで気持ちよく主催 or 演奏できたら…というのが理想です。

こんな風に考えておりますので、気軽にご相談ご依頼くださいね。

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