別れと出会いの季節
別れと出会いの季節ですね。
転勤や進学など様々な別れと出会い…。
急にその人がいなくなるのは、やはりさみしいものですが、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番が、見送り側のさみしい気持ちと応援したい気持ちを優しく心地よく包んでくれます。
『雨の歌』という題名でも呼ばれるこの曲は冒頭から、
♪ターンタター タタタターン♪
というリズムで、優しくどこか涼しげな音色で始まるのが印象的で大好きな曲です。
そしてこのリズムは全体を通して、ヴァイオリンとピアノそれぞれに表情を変えながら繰り返し奏でられます。
そして3楽章には、私も学生時代に歌った歌曲『雨の歌』のメロディが出て来て、若い頃の記憶がふと甦る曲でもあります。
この歌曲のメロディを第3楽章に引用したことからこの題名で呼ばれるようになったそうです。
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