理想郷

理想郷の話を聞いたがその世界に喜怒哀楽ははたしてあるのか

道場にいて思うのが道場の人間の喜怒哀楽のなさ
みんなニコニコして優しくてまるで人間味のない
私はとても気持ち悪く感じていた

今となればその考えは極端だったと思うが実際あの場だけでなくすべての人が組み手になった時そんな世の中になるのではないか

一見争いもなく天国のような世界に感じるがそれは天国であって人間の世界ではないと思う

神様が人間に与えた一つの喜怒哀楽、それは人間の象徴なはずだ
喜怒哀楽があるから楽しいこともあればいさかいごとだっておこる

戦争が起こるのもそうだし貧富の差もそう、人間がロボットでも天使でも神でもないから起こること
そういう生き物として生み出されているのだからそのように生きれば良い

神の教えとして矛盾しているものが多いがもはやそれも人間味がある
それは人間が考えたものだからそうなるのだ

神様が何をもとめていてどうしていきたいかなど人間が考えることではない
ただ感謝をしたり最後の砦としてお願いをしたりその程度の関係性なのだろう

そこになにか意味を見出したり自分の人生につなげようとするのは人道を害している
元はそういう関係性だったはずだ
人間の力が及ばないものに対しては神様が宿っているとして崇める

そんな感謝の心を神様だけでなく周りの人にも示したりつまり神様から感謝することも教えてもらえたわけだ

神様を否定するのではなく人と神様との関係性について疑問に思う

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