現代の宗教観
私の身の回りの小さな世界の物差しで言うと宗教は心の弱い人がするもの、と言う認識が強いように感じる
もちろんそうではない、またはそれが全てではない
しかし嫌われているのは間違いない
なぜそこまでして宗教について敏感に嫌悪感が働くのか
若い世代が理解できないまたは興味がないのは神様との距離が遠いからだと思う
年齢を重ねるにつれて必ずくるのは死だ
死に近づくということは自然と神様、仏様に近くこと
そうすると今まで理解できなかった非現実的な話が急に真実味を帯びてくるように感じる
そもそも生きている人間からすると自分が死ぬと言うこと自体が非現実的なのだ、生きている間は絶対に経験しないことだから
噂に聞いていた死がそろそろくるらしい、というような感じだ
なら気になってくる今まで気にならなかった死後の世界や世界を作ったとされる神様のことそしてそれらのことについて勉強するようになる
そこでやっと宗教を受け入れる皿が用意される
その段取りがなければ、私のように生まれた時から神様がチラチラ見える環境にいたことなどのきっかけが無い限りは興味もなければ理解しようと努力することなんて到底無いだろう
そもそも変な人が多すぎて近寄り難すぎる
本人はもちろん自覚はないし、知っている何人かはそちらサイドの言語でないと会話にもならない
自分が神様の手助けをする役目を負っていると言うならこちら側の人間にもっと寄り添ったやり方をすべきだ
まったく考え方も違うし、ましてや人生の歩み方、のような大きな話が絡むわけだから混乱するに決まっている
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