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#サックス

ソニー・ロリンズ『ロリンズ・プレイズ・フォー・バード』

ソニー・ロリンズの編曲家としての一面と叙情的な演奏の魅力を感じられる一枚です。 1956年10月5日に録音。プレスティッジより発売される。録音メンバーは、リーダーのソニー・ロリンズ(テナーサックス)、ケニー・ドーハム(トランペット)、ウェイド・レグ(ピアノ)、ジョージ・モロー(ベース)、マックス・ローチ(ドラム)、ボブ・ワインストック(プロデューサー)、ルディ・ヴァン・ゲルダー(レコーディングエンジニア)です。 収録曲はレコード基準(PR7533)で3曲。1曲目はロリンズ

50の手習、サックスを吹く 第5話

2回目のレッスン日もあっという間にやってきた。モチベーションは相変わらず高い。今日はどんなことを教えてもらえるだろう?教育はやはり教えてもらう側の気持ちを如何に高めていくかが大事だということを改めて認識する。 教室に入ると、パンク先生の毛先がピンクになっていた。そして我々生徒は先週同様のメンバーだ。前回教えてもらった通りにサックスをセッティングし、音出しをする。『ド』以外も出してみたりして、さりげなく…いやまあまあ大胆にアピール兼ウォームアップをしてみた。しかしパンク先生は

50の手習、サックスを吹く 第4話

サックスを手に入れた。念願のSELMERだ。手にしただけですでに上手くなった気がする。間違いなく気のせいだ。 実際手にして分かったことは、サックスといっても色々なパーツが分かれている。大雑把にいうとサックス本体、ネック、マウスピース、リード、ネックストラップ。これらを合体連結させれば、サックスの出来上がり。眺めるだけで、うっとりだ。しかし、これで満足してるわけにはいかない。 と言ってもズブの素人のアラフィフおじさん。当然の如く、サックス購入時にHow To 本も購入した。

50の手習、サックスを吹く 第3話

そろそろサックスを手に入れるのか? いや。まだ買わない。もう少しだけ寝かせる。 次はアメリカに出張に行った。ウチのアメリカ本社はシカゴ近郊にある。故にシカゴには最低年に2回は行く。そこに日本人の駐在員が数名いるのだが、その中に私より20歳若いJumpeiという若手社員がいる。彼と晩飯を食ったりする時があれば、お互い漫画好きということもあり、必ず彼の”オススメ漫画”を聞くようにしている。彼のオススメ漫画は私と趣味が合い、面白いのだ。 「Jumpei、最近のオススメ漫画は?

50の手習、サックスを吹く 第2話

体を動かすことが好きだ。 若い頃からテニス、ゴルフ、スキーとスポーツばかりやってきた。しかもどれも結構本気でやってきたのだ。私を知る人間は例外なく私のことをスポーツ野郎と思っている。そんな私が突然「サックス吹きたい」と嫁さんに言ってもにわかに信じてもらえない。さすが私の嫁さんだ。よく分かってらっしゃる。 私は「やりたい」と思っても、その衝動を一度寝かせるようにしている。これは飽きっぽい性格がゆえ、自分の本気度を探るためだ。本気度が低ければ、一度思っても「あ、やっぱやらなく

50の手習、サックスを吹く 第1話

10年以上前から「サックスを吹きたい」と嫁さんに言ってきた。きっと冗談だと思っていたのだろう。だが、意外と本気だったのだ。 意外に思うかもしれないが、音楽と私の人生は全く接点がなかったわけではない。 最初の接点は、小学校の時ピアノを習っていたことだ。ピアノ自体は好きでも嫌いでもなかったが、先生がヒステリックな人だったからピアノを弾くことよりもその教室に通うことが本当に嫌だった。何とかして辞めなくては…子供ながら真剣に考えていた。遊びで左手を骨折したときは、「これでピアノ教