チャリンコ
関西では自転車のことをチャリンコと呼ぶ。
その他の地域ではどの辺りまでこの呼び名が通じるのかは知らない。
昨日、午前9時ごろJR駅前で男性が自転車で転倒し、腹部、ひざ、手の甲などを打撲して軽傷を負った。
そう、それは私です。原因は前輪のブレーキがききすぎる貰い物のチャリンコと、数十年ぶりにチャリンコに乗った私の運転技術の拙さだ。
このチャリンコは最近知り合いからもらったもので、私がチャリンコに乗るのは数十年ぶりなのだ。
しかもちょうど事故当時、前方からすれ違おうとしていた若い女性は転倒している私を大回りして汚いものでも避けるようにカツカツと踵の冷たい音を響かせながら何も見ていないように去っていった。
まぁ確かに、「大丈夫ですか?」と声をかけられても、「大丈夫です、ありがとうございます。」で、終わっていたのだろうが。ああいう場合、痛さよりも恥ずかしさが勝ってしまい、何事もなかったように振る舞うのはよくあることだ。
稀に、大阪のおばちゃんなどは「あぁ〜痛ぁ〜、転けてしもうたわ、あはははぁ〜」と大声で言いながら、近くを通る人に目で「起こしてくれるやろ⁉︎」と訴えるタイプの人もいるが・・・。
とにかく私はハンドルの先が左腹部に食い込み、アスファルトで膝と手の甲も打っていた。昨日は打撲した部分が少し赤くなっている程度だったのだが、今朝にはグロテスクな色のアザに変わっていた。
ただ、患部を押さない限り痛みはないのが救いだ。
チャリンコで駅に向かったのは、今月下旬に博多旅行へ行くためにネットで予約した新幹線乗車券をみどりの券売機で受け取るためだった。
幸い軽傷だったので、事故後乗車券を受け取り目的は果たせた。
ただ、博多でレンタサイクルの利用は自粛しておく。
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