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【月刊クリエイティブ*メッセージ〜自分の物語を歩く〜1708②中旬編】

このシリーズは有料配信のものを、今月8月のみ特別無料バージョン(ちょっぴりコンパクトVer.)でお届けしています。
8/18追記:配信が遅延したおわびに、少しボリュームアップしてお届けしますー。

月初にお届けしたクリエイティブ*メッセージ8月 詳細版の、こちらは【②中旬編】です。だいたい10〜19日くらいを目安にお読みになってくださいませ。お楽しみいただき、お役立ていただけたら幸いです☆

*8月全体の簡易版はこちら

①中旬:6.恋人/ Lovers(正位置)
調和やバランス感覚を持つ。積極的なコミュニケーション。愛情たっぷり。互いに高めあう。

「恋人(Lovers)」カードは、文字どおり恋愛などの成就や男女間の愛情に関する読み解きをされることが多いのですが、古典的な解釈や「物語」では、もう少し広い意味合いも持っていたようです。
恋人などという特別な人だけでなく、例えば、「自分と他者」「自分自身と環境」などの関係性を象徴するなどです。

このカードが「②中旬」のカードとして出てきました。


※配信が遅れてしまいましたので「ふり返り的」にご覧くださいませ。

8月中旬は、ちょうどお盆も重なる時期。言ってみれば「見えるもの」と「見えないもの」が交差するような時期とも言えます。

この流れを「恋人/Lovers」カードに重ねて観てみると、「見えるもの」と「見えないもの」の調和やコミュニケーションが活発になる。あるいは、主体的に両者と関わってみることも何かの助けやヒントなる。という捉え方もできそうです。

さて。「見えないもの」と主体的に関わると言ったとき、どんなことを想像するでしょうか?
いわゆる「霊」的なものと、生身の人間が接するとか、そういうイメージでしょうか。

部分的な括りで言えば、そういうこともあると思います。
このお盆時期に添った具体例を出してみると、無くなったご先祖さまがお盆に現世に戻ってこられ、ひととき生身のわたし(たち)と共にすごし、お盆明けにそれぞれの場所へ戻る。と、そんなこともイメージされるかもしれません。

ただ、霊的なものは(幽霊さまとして見えることはあったとしても)基本「見えないもの」だから、関わるといっても分かりにくいですね。
そして霊的なものは、引いてみれば「自分自身の(ご先祖に対する)想い」が蘇らせるものとも言えます。

つまり、「霊的な(見えない)もの」というのは、自分の内面から生まれてくる感覚や“感じ”ということ。同時に、(見える)個体としての自分もまた「自分だけの想い(見えないもの)」を持っている。

ご先祖さまに愛着を感じたり、想い馳せて気づきが起きたりなど、気持ちの変化があるときって、この両者(ご先祖を想う:霊的なものと、自分自身の感情)がコミュニケーションしていることもあるのではないでしょうか……。

そこで。ここではさらに突っ込んで、「自分の内側に在るもの同士」のコミュニケーションやバランス調整という視点があることもお伝えしておこうと思います。

といっても、内側に在るもの(見えないもの)同士をコミットさせるとは、どういうことか……。

たとえば。気分が良いときの自分と、気分がすぐれないときの自分。このどちらも大切。なので、それぞれ両極の「言い分」を聴いて、関わらせてみる(※)。するとどんなことが起きるか。どんな発見があるか。それらを見いだしたとき、より自己理解を深められて満たされるものがあるかもしれません。

※ちなみに……【自分の両極的なものの「言い分」を聴いて関わらせてみる】についてですが、言葉(意識)ではなくアート表現を通して試みる方法あるので、これはまたいずれご紹介します♪

自分の内側に理解が深められた時、世界が拡がるかもしれないし、自分が愛おしく思えてくるかもしれないし、その延長で他者への愛情が深まるかもしれないし、なにはなくとも(笑)暮らしをちょと面白く豊かにするヒントになるかもしれません。


本日は以上です。


*8月全体の簡易版はこちら
https://note.mu/canokomonou/n/n90372f2f6295
*①上旬編はこちら
https://note.mu/canokomonou/n/n288564ddc918

※無料での配信は次号、③下旬編で終了し、来月9月より詳細版(①、②、③)は有料での配信になります。あらかじめご了承ください。なお全体簡易版は、一部無料での配信です。詳しくは後日。


@かのこ庵
https://note.mu/canokomonou/n/