「ピルnote」を真摯に読んでくれた男性の方々へ


なんとかしてツイートで以下のことを伝えようと思ったけれど、どうしても文字数が削れなかったのでここで…

この↑noteは当初、

「男性も女性もそうでない人も、」
「いろんな人に読んでもらえたらなと思って」

書きました。

実はここで言う「男性」はどちらかというと子宮のある、いわゆるトランス男性をイメージしていて、つまりピルを飲もうとしている人のみが私の文章を読んでくれるだろうと無意識のうちに想定していたのです。

ところが書いてみたら、このnoteを読んでくれた男性の層はその想像以上にもっと幅広く、自分はピルを飲まないけれど飲もうか迷っているパートナーを支えたいという人や、パートナーはいないけれど単純に他者理解のために読んでくれたという人、いろんな温かい声を頂きました。本当にびっくりした。

それを踏まえて内容を見返してみると、私の文章には所々、読者=服用当事者だと断定している言い回しがみられます。

それに気が付いたとき、私は周りの男性の温かさを見くびって、「女性ホルモン剤の話なんてどうせ興味を持ってもらえないだろう」と、彼らの対にいる女性としてどこか漠然とした被害妄想みたいなものを抱いていたんだということに気が付き、本当に反省しました。

そのため、内容を損なわないことを絶対条件に少しずつそういった表現を修正して、当事者も当事者でない人も出来るだけ取りこぼさない文章に書きなおしています。今度こそ本当に「この情報を必要とするすべての人」への文章に出来るように。本当にありがとうございます。

立場の違う相手への理解を諦めない人々は、本当に素敵です。

確かに女として生きていると色んな仕組みや偏見に自分が押しつぶされるのを感じて遣る瀬無くなることも多々あるんですが、その一方でそれをよしとせず一緒に戦おうとしてくれる男性だって数えきれないくらいたくさんいるんだということを、絶対に忘れてはいけないと思いました。無意識に「男性に屈しちゃいけない!」みたいに急き立てられてしまう呪いも、少しずつ適切に自分の中から解毒していきたいです。

どう締めくくるべきか…なんか、もっと目の前の人と性別とかに縛られずにもっと仲良くなりたいです。これからも修行積んでいくので、温かく見守って頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

スキすると鹿の子の無責任占いがついてきます