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【横浜トリエンナーレ】2
横浜トリエンナーレについては、ちょこちょこ書いてマガジンにまとめていこうと思う。
15日のトークイベントの印象を新鮮なうちに記しておく。
最初の登壇者はアーティスティック・ディレクター(キュレーター)の二人だ。
リウ・ディン(劉鼎)
キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)
普段着のような出立ちで登壇したが纏っている空気が流石に違う。例えるなら「活動家」。今どきの日本人には見かけない面構えである。
中国人が政治的内容のキュレーションをすることに危険があるのかよくわからないが、日本人にはない厳しさを引き受けているようなプライドを感じる。
今回の横トリのコンセプトについては、公式サイトなどで詳しく述べられているのでここでは触れない。
公式には載っていない話。横浜美術館というハコについて、丹下健三の権威的建築に、野草というコンセプトをどう配置していくかに腐心したという。
入ってすぐの導入章であるオープンスペースには、有機的なもの、自然な素材の作品など、建築の強い印象を抑え柔らかさを受け取れる展示を選んだという。
その他の登壇者についてはまた作品鑑賞レポートと共に振り返ろうと思う。
14、15日の2日間のみのパフォーマンスがあったので観てきた。
ミルテ・ファン・デル・マーク
恍惚とした存在
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バウハウスの教員がゾロアスター教の主神、アフラーマズダに帰依して授業に取り入れた体操を出発点としてつくられた奇妙で地道なエクササイズ、ということらしい。
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謎の書類に謎の液体をかけ、ビニールに入れて正面の椅子に座った観客に手渡された。
その後私はトークイベントの方に移動してしまったので最後まで観ていないが、書類がいっぱいあるから繰り返したのかもしれない。
奇妙なものが観れた。
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