減量への執着

簡単に言ってしまうと、太った。

「太ってしまった現実」

今現在、体重計は見たこともない数字。
太ってしまったことを情けなく思ったり、自己管理不足だ!自律ができていない!と日々嘆く。嘆いていても体重はびくともしないわけで、10000歩歩いてみたり、食事制限をしたりする。ときにはリポドリンを飲む。
薬の影響も多少なりとあるのだろうが、それすら都合の良い言い訳にしか思えない。
時々襲う異常な空腹感が恐ろしい。
それに打ち勝てない自分が情けなくて容易く死んでしまいたくなる。
食事はわたしにとって、苦痛。

「過去の栄光は過去のもの」

痩せていた、というより痩せ細っていた過去を振り返っては今に絶望する。
BMI18を下回っていた。
それでももっと痩せたい!と炭水化物と油分は一切取らず、1日1食、ほぼ食事制限だけでその体重を保っていた。
156センチ、40kg。ウエストは54センチ。
そんな自分が好きだった。
できれば30kg代まで落としたかった。
自分より痩せているひとを見るともっと痩せなくてはと思っていた。
精神的には陽性症状が酷かった。体重に影響する薬は自己判断ですぐに中止し、服薬も不規則。太りたくなかったからである。勿論、体調が安定することはなかった。幸い入院には至っていない。

「環境の変化に対する脆弱性」

大学卒業後はなかなか仕事が続かず、というのも当たり前のようにクローズで働いていたため積み重なった体調不良からある時はオーバードーズで搬送されてそのまま退職。
その後も体調悪化を理由に職を転々とした。
その間わたしに起こったこと。
不規則なシフト制、長時間の勤務で食生活があやしくなりはじめる。
帰りがけ、22時を回ってから食事するというサイクルが出来上がってしまったのだ。
実に最悪である。
ストレスが溜まると過食をして、頻繁に吐き戻していた。それでも体重は着々と増えていく。

仕事をし始めるとしばらくはストレスで痩せていくのだが少しずつ過食になることに変わりなかった。
気がつくと体重はもう簡単に後戻りできないほど増えていた。

「摂食障害ではない」

体重計に日に何度も乗って絶望したり嬉々としたり。体重が中心に回る精神。
食事がコントロールできなくなるとリポドリンを飲む。ドーパミンはめちゃくちゃなことになっているんだろう。リスクよりも痩せたい。
強くそう思っている結果。
購入した当初ほぼ毎日服用していたのだが、ある方の記事を参考に1日置きに変えた。
水もよく飲むようにして夕方以降は飲まない。

食欲を感じないこと、食事のことを考えなくていいこと、食べないで平気なこと、これらはわたしを楽にしてくれる。

そんなわたしだが、お医者さん曰く
摂食障害ではないらしい。
エピソードとしては摂食障害に近いということだがこれはお医者さんが決めることなのでわたしは摂食障害ではない。

いわば、痩せ願望の強いおでぶさんなのだ。

最後にこれからの計画について書き残しておく。

①短期的な目標を持つ。
②誤差の範囲を見極める。
 それに振り回されない。
③食事制限ありき。

週単位の目標を設定すれば1ヶ月でどれくらい減量できるか、3ヶ月後は、半年後は、と想像しやすいように。

減量がうまくいかないことで容易く死にたくなるのもやめたい。

今日はここまで。

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