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変性意識状態

孤独を苦しみだと捉える時に、人はその苦から逃れたいと思う。
或いは克服したいかもしれないです。

宗教の側面から「神の愛」や「解脱」などを感じる時、ホモサピは変性意識状態を作り出して、実感しちゃいます。
わかった気になるのを禅宗では魔境と呼びますが、もしかしたら変性意識も魔境なのかもしれません。

でぇ、向精神薬や肉体的苦痛からセロトニンやドーパミンがドバドバ出てこの変性意識状態まで脳みそを持っていく事で、孤独を手懐ける方法があります。
法の合非を問わず様々な方法をもってアプローチしますが、頭デッカチのプロセスから導き出される精神的苦痛からの脱却には意味を見出せない人は絶対数居ます。
そう言う人にとっての孤独を埋める生き方として身体を蝕む方法は唯一のアプローチだし、正義や社会善が許さなくとも自分個人としては看過できる範疇だと考えています。

ある獣医師の先生が「犬猫の精神は驚くほど頑丈だ。薬は体重比で投薬するので人間が60kgだとして犬が10kgであれば、本来投薬量は1/6の筈だ。怪我や病気、術後の不安は犬猫にもある。そう言う時に抗精神薬を獣医師も患畜に使う。だが抗精神薬の効果が出てくるのは体重比に対し5倍近くの投薬量でないと効かない。それだけ人間の心が弱いとも言える」と言っていました。
ホモサピの心は弱いのです。

西洋医学(科学)によって救われるのであれば、その部分もその人の苦痛を緩和させるために必要だと考えています。

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