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All must be as god will.
知っていようと知っていまいと変わりはしない僕の身体はやがて砕け散る渦に呑み込まれて迸る光の洗礼を受けて灼き尽くされる骨の髄まで溶かされるそれを誰が見届けるだろう見つめる者は目が潰れるだろう炎の雨が降り注ぐ日に僕はいないあなたがたは僕を知らない
屋上、ヘリ、点在するメロディー、溢れ出す音の洪水。
――GO!
走り出す今日という日を踏みつけにして駆け抜けろ時間の螺旋の海へ内なる宇宙の流れに沿って未来はもう胸の中にあるのだから
――もはや地上に僕の居場所はない
残された者はただ空を見上げて割れた雲の狭間に光を見て驚くだろうあまりの眩しさに目が眩んであまりの激しさに吐き気を催すだろう
――もう立っている場所もない
むせび泣くより先にすべきことがある光の洪水に向かって自らの存在を投げ出すのだ
――You can do it!
あとは音の流れに身をまかせればいいただそれだけのこと
――All must be as god will, so don't be scared and sad, OK.
立ち向かえ風の流れに逆らって逆流していく血の流れに導かれてあの場所へ行こう
さあ鍵を開けろ、隠し続けてきた扉を開け!
――All must be as god will.
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