おうち英語は、ママの検証に時間がかかって、結局開始が遅れがち
結局、ちゃんと納得いかないことって、ママは始めたりしないよね?
わが子にやってあげるんだもの、テキトーなことなんて絶対したくない。食べ物だって、習い事だって、いいと言われてる健康法だって、知育だって、なんだって、「あ~、確かによさそう!危なくなさそうだし!リスクも低そう!」とか、ママが納得しない限り、開始することってほとんどない。みんなそう。私もそう。あとで後悔したくないもんね。
で、おうち英語ってのもずいぶん漠然とした概念で、何をするかも人によってかなり違うし、得体のしれないもののリサーチにまず数か月はかかると思う、「おうち英語」って概念を知ってから。夜な夜なネットサーフィンして、SNS見て情報収集して、あれでもない、これでもないと、寝不足になりながら、なんなら子どもをほったかしながら(笑)、膨大な情報を集めて、途方に暮れる。
概念をなんとなくつかめたら、今度はどれでいこうか、どのママを真似したらいいのか、予算はどれくらいなのか、家計はどれくらいいけるのか、どこまでの「英語力」を子どもに求めるのか、果てしない計算と将来の打算がママの脳内で始まる。これもまた、終わりがない。
しかも、「急いで始めないと臨界期が迫ってる・・・」とか「少なくとも幼稚園入園前には始めないと・・・」という「急がなければバイアス」もかかってくるので、焦る、焦る。焦るけど、後悔したくない。
しかも、この思考ループは、おうち英語をめでたく開始した後もずっと続く。おそらく12歳くらいまでずーっと。
この永遠ループが続く。
おそらく、中3くらいになるまでずっと。
多分、公立の子なら、高校受験で英語どころじゃなくなるまで、ママの不安と悩みはずーっと続く。
私立の子は、おそらく大学受験で英語どころじゃなくなるまで、ママの不安と悩みはずーっと続く。
他の悩みに忙殺されるまで、おうち英語にまつわるママの苦悩はずーっと続く。子どもの人生のステージで、もっとはるかに大事なことが出てきて、おうち英語なんかどうでもよくなるまで、ず~~っとついてまわる、焦り・不安・苦悩。
おうち英語をめでたく10年くらい授けて効果が出ても、苦悩は続く。
こういうのが中高6年近く続く。
しかも、英語は自宅学習なしでも平均点は取れるから、学習時間は苦手科目にすべて注げるというのに、大して他の教科に対しても、そもそもやる気がないから、数学も理科もできるようにならない、という残酷な事実。
などと疑念がでてくる。
だからね、大してトクにならないんですよ、大抵の場合は。
おうち英語やっても。
今、3~6歳くらいの夢見るママは、この投稿を見てもピンと来ないと思う。
というか、ピンとくる方がどうかしてる(笑)
今から10年後にこのブログ残ってるかわかんないけど(笑)、その時にこの記事読むと、感慨深いと思う。
よかったら、また10年後に戻ってきてよ。
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