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おうち英語は、ママの検証に時間がかかって、結局開始が遅れがち
結局、ちゃんと納得いかないことって、ママは始めたりしないよね?
わが子にやってあげるんだもの、テキトーなことなんて絶対したくない。食べ物だって、習い事だって、いいと言われてる健康法だって、知育だって、なんだって、「あ~、確かによさそう!危なくなさそうだし!リスクも低そう!」とか、ママが納得しない限り、開始することってほとんどない。みんなそう。私もそう。あとで後悔したくないもんね。
で、おうち英語ってのもずいぶん漠然とした概念で、何をするかも人によってかなり違うし、得体のしれないもののリサーチにまず数か月はかかると思う、「おうち英語」って概念を知ってから。夜な夜なネットサーフィンして、SNS見て情報収集して、あれでもない、これでもないと、寝不足になりながら、なんなら子どもをほったかしながら(笑)、膨大な情報を集めて、途方に暮れる。
概念をなんとなくつかめたら、今度はどれでいこうか、どのママを真似したらいいのか、予算はどれくらいなのか、家計はどれくらいいけるのか、どこまでの「英語力」を子どもに求めるのか、果てしない計算と将来の打算がママの脳内で始まる。これもまた、終わりがない。
しかも、「急いで始めないと臨界期が迫ってる・・・」とか「少なくとも幼稚園入園前には始めないと・・・」という「急がなければバイアス」もかかってくるので、焦る、焦る。焦るけど、後悔したくない。
「納得いきたい。とことん調べたい。絶対損したくないし、リスクも避けたい」
「ゲッソリするまで調べたけど、人によってやり方も予算も違いすぎ・・・」
「どれが私がムリなくマネできる「成功例」なのかさっぱりわからない・・・」
「でも3歳くらいまでに始めないと、ちゃんと脳内に入っていかないんだよね・・・?」
しかも、この思考ループは、おうち英語をめでたく開始した後もずっと続く。おそらく12歳くらいまでずーっと。
「もっといいやり方ないのかしら・・・?」
「なんかもっとオンライン会話とか教材投入しないと!全然効果でないんだけど・・・?」
「いろいろ投入したけど、全然効果でないんだけど・・・(泣)?」
この永遠ループが続く。
おそらく、中3くらいになるまでずっと。
多分、公立の子なら、高校受験で英語どころじゃなくなるまで、ママの不安と悩みはずーっと続く。
私立の子は、おそらく大学受験で英語どころじゃなくなるまで、ママの不安と悩みはずーっと続く。
他の悩みに忙殺されるまで、おうち英語にまつわるママの苦悩はずーっと続く。子どもの人生のステージで、もっとはるかに大事なことが出てきて、おうち英語なんかどうでもよくなるまで、ず~~っとついてまわる、焦り・不安・苦悩。
おうち英語をめでたく10年くらい授けて効果が出ても、苦悩は続く。
「なんで文法と熟語を覚えようとしないの・・・?」
「英検はできても学校の定期テストがしょぼい点数だから、結局通知表は3のまま・・・」
「英語で内申点が稼げない・・・orz」
こういうのが中高6年近く続く。
しかも、英語は自宅学習なしでも平均点は取れるから、学習時間は苦手科目にすべて注げるというのに、大して他の教科に対しても、そもそもやる気がないから、数学も理科もできるようにならない、という残酷な事実。
「英語だって、長文読解とかリスニングならできるんだけど、コツコツ勉強をやらないから、取りこぼしがあってもったいない・・・」
「他の子が英単語を覚えたり、文法理解に必死になってる時間を、この子はいくらでも他の教科に使えるのに、ダラダラするばっかりで、全然やろうとしない・・・」
「なんのためにおうち英語やったのか・・・」
「こんなんだったら、おうち英語やらないで、一般の子として、単語とか文法を必死になって覚えたりしてた方が、他の教科の暗記とか演習の練習にもなってよかったんじゃなかろうか・・・」
などと疑念がでてくる。
だからね、大してトクにならないんですよ、大抵の場合は。
おうち英語やっても。
今、3~6歳くらいの夢見るママは、この投稿を見てもピンと来ないと思う。
というか、ピンとくる方がどうかしてる(笑)
今から10年後にこのブログ残ってるかわかんないけど(笑)、その時にこの記事読むと、感慨深いと思う。
よかったら、また10年後に戻ってきてよ。
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