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草鞋を履いたお地蔵様

こんばんは。
jeweriです。

少し前から京都の鈴虫寺の事がとても気になっていて、そうなると不思議な事に、事あるごとに鈴虫寺のことをいろんなところで見聞きするようになるのです。

いわゆるシンクロが起きていたんですね。

これは絶対、神様に呼ばれているわ〜と思い、行きたくってたまらなくなり、年始早々お参りに出掛けました。


鈴虫寺の石段を上った山門脇には、「幸福地蔵さん」が立っておられます。本当のお名前を「幸福地蔵菩薩」と言い右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。普通仏様は、皆はだしですが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられています。これは、お地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからなのです。
鈴虫寺HPより

不思議だったのはお寺に入る前はとてもよく晴れていたのに、お寺に入ろうとした瞬間にザーッと雨が降り出しました。

あー、浄化の雨だ。
私は即座にそう思いました。
以前、伊勢神宮に行った時もまさにそんな感じだったんです。

というわけで、まずは鈴虫の音色と共に、お坊さんの説法を聞くのですが、そのお話が本当にあたたかくて。
ユーモア交えての説法は、堅苦しさが全くなくって、すんなりと心に響いてきます。

当たり前の事をすっかり忘れて、心が痛くて、疲れて、麻痺してしまいそうなくらいにちょっとしんどい日々を送っていたのですが、お坊さんの説法でその当たり前をハッと思い出し、そうだね、そうだったよねと、原点回帰。

なんだか思わず泣いてしまいそうだったな〜

それから幸福御守を持っていよいよお地蔵さまに手を合わせに行くのですがその頃にはすっかり雨は止んでいました。

草鞋を履いた幸福地蔵さまは「ひとつだけ」願い事を叶えに自宅まで来て下さるので、お願い事をする際には名前と自宅の住所を必ずお伝えしてからひとつだけ願い事をします。

おうちまで来て願いを叶えて下さるなんて凄すぎ。

私はしっかりとひとつだけお願い事をしました。
そして私の願い事、あっという間に叶っています。

鈴虫寺に行ったその日から私の見ていた今までの世界はすっかり変わって、心のモヤも晴れ、毎日とても満たされて過ごしてる。

気の持ちようと言えばそれまでのこと。

でも私はあの時、きっと神様に呼ばれたんだなって思っています。

だって25年ぶりの鈴虫寺なのですから。
25年間、全く行かなかったわけですから。
今回、本当に行って良かった。
素晴らしいお寺です。

帰宅後、これまた不思議な事が。

私の娘は、ばーば(私の母)の形見のスヌーピーのお財布を使っているのですが「幸福御守を肌身離さず大切に持っておいてね。」と私が言ったので、その形見の財布にしまっておこうと財布を開けた時に、

「ママーっ!これ見てーっ!」と。

亡き母の財布から出てきた幸福御守

幸福御守が出てきたのです。
もうビックリしてしまって。

娘も今まであまり気にしていなかったのか御守りの存在を知らなかったの。

母が鈴虫寺に行った話は聞いた事がないけど、誰かと行ったのかなぁ〜?

25年前に私が母の分も願い事をしたのかなぁ〜

遠い記憶を手繰り寄せても答えは出ませんでした。

長い間気付かずにほったらかしにしてしまってごめんなさい。

この件も含めて、神様仏様に呼ばれたんだろうね。

私の御守りを返納しに行く時に一緒に納めて来ようと思います。

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