菅田将暉主演「カリギュラ」

菅田将暉主演のカリギュラというお芝居を観に行きました。
独裁者カリギュラが非道の限りを尽くし最後は暗殺されてしまう。

肝はカリギュラの特性です。
人を殺している間は安心できる。
人の一縷の優しさにあたるものは「軽蔑」。
その特異な性質は誰にも理解されません。

最後は歴史に名を残したいと言っていて、その通りになったのだけど、
非道こそ人生という価値観は本当にそれがカリギュラにとっての幸せや自由だったのかなぁと考えさせられました。
私の道徳とか倫理とかの概念は一切通用しない世界で、自分なりの自由を求める姿はなんとなく共感できる気がしました。

映画だったらR指定。
パンチがすごかった。濃い内容でした。

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