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PET検査でリンパ節転移と診断された
食道がん手術後3カ月の定期健診のCT撮影でリンパ節への転移が疑われたのでPET検査を受け、その結果がでました。
リンパ節転移確定
手術前の造影CTでは写っていなかった部位のリンパ節でした。3カ月後の造影CTでぼんやりと白く写っていましたが、はっきりしない。それでPET検査を行ったのですが、見事に蛍光グリーンに光っていました。
幸い、甲状腺の方は良性でしたし、他臓器に転移は認められませんでした。一応、今回疑われた部位のみへの転移です。
手術の際に転移を確認できたリンパ節は腹部と頸部の郭清しました。日本癌治療学会のWEBサイトのリンパ節の図で言うと、1,2,3,5,6,101番辺りを郭清しています。
今回見つかったのは、102midR辺りのリンパ節で二股に分かれている血管の間にあります。郭清したリンパ節は内側にありましたが、今回は外側だそうです。まだ、7mmくらいと小さいので手術でも取れますし、ケモラジ(放射線治療と化学療法)でも対応できるそうです。
それぞれ一長一短あるようで、どの治療法にするかは決めてません。
再発したということは、まだ他に転移する可能性もある訳です。そうなると、化学療法をすることになります。まだ、検査に引っかからないほど小さいうちに叩いておこうという考えです。
前回は、5FU、シスプラチン、ドセタキセルの3剤併用でしたが、今回は5FUとシスプラチンのみになるようで、期間も4日間だそうです。また、飲み薬のTS-1というものもあるようですが、何か経口摂取の抗がん剤って効かないような気がします(偏見でしょうけど)。
放射線治療も有効だそうです。食道がんは、放射線が効きやすいがんだそうです。ただ、それも個人差が大きいので完治するかどうかは不明です。また、放射線を当てると組織が硬化するそうで、効かなかったら場合に手術することになった時に楽ではないようです。
完治には手術がベストなのだと思いますが、取り切れるかどうかは分からないようです。見つけられない可能性もあるそうです。また、反回神経麻痺や周りの血管を傷つけるリスクもあります。放射線治療と違って侵襲性の高い治療ですから、前回切った所をまた切るのには多少の抵抗があります。
前回の12時間に及ぶ手術とは異なって3時間くらいで終わる手術のようですけど、取り切れなかったら放射線治療と化学療法の併用を行うようです。
また、取り切れても前述のように予防のために抗がん剤治療は行うそうです。いずれにせよ、抗がん剤治療を行うのであれば、先にやって小さくしてから手術という選択肢もありそうです。
それでダメだったら放射線という二段構えの治療法がベターかな、等と考えています。
いまのところ、この一か所だけなので、これで終わってくれることを願うのみですね。
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