ファイブカード
清掃バイトで生計を立てている30歳男子です。
清掃の仕事は基本臭くて、汚いです。
正直、それなりのレールを走っていれば清掃という仕事と関わることはないと思われます。
自分も10年前、新卒で4月を迎えたときは他人のうんこがついた便器を必死に磨いているとは思わなかったでしょう。
他人のうんこを磨いて磨いて、他人の小便を拭いて拭いての繰り返しです。
トイレの個室の壁には3割くらいの確率で鼻くそがついていますし。
磨いた20分後くらいにまたうんこが付いてることもあります。
ふざけんなよと。
こんな仕事やってられるかよと。
今日もいつも通り小便器を磨いてました。
小便器には目皿といって、ちんげを流さずにキャッチしてくれる優れ者がいます。
僕は小便器を掃除する際、まず横並びしている5つの小便器の目皿からちんげを拾うことから始めます。
客観的に見ると、お花を摘んでいるように見えると思います。
ひとつ、またひとつとちんげを摘んでいきます。
えっっっっ!?!?!?
僕は今日、びっくりしました。
5つの小便器全てからちんげを摘むことが出来たのです。
「ちんげのファイブカードや、、、」
滅多にないんです。
というか今まで1000個以上の小便器を磨いてきましたが、ちんげファイブカードは初めてでした。
ちんげのファイブカードって最強なんですよ。
わかる人にはわかると思うんです。
この凄さ、圧倒的、畏敬、極み、集大成。
ただ、それだけです。
あと、言うとすれば
もううんこを磨きとうないです。
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