(9)胸式呼吸のエクササイズ

がん治療により。運動不足や、不安や心配などの精神的な緊張によって、からだが固まりやすくなりますが、そのとき呼吸はどうなっているかというと、
呼吸は浅く小さくなっています。

脇を触って肋骨の上に指を1本づつ置いて、呼吸してみてください。
吸うときに指と指の間は広がっていますか?
さほど動かないようなら、息を吸う動きが悪くなっているかもしれません。

今回は、呼吸をしながら、この肋骨の間を広げて、からだの動きを楽にするエクササイズを行います。

猫背になりやすい、肩や背中が凝る、腕が上がりにくい、背中や腕や脇が浮腫みやすい、腰痛などでお悩みの方におすすめです。

化学療法中の方にも、
寝ている状態でもできるエクササイズです。


時々、呼吸を意識してみるだけでも、からだの内側の運動になりリフレッシュしますよ!

指導:
一般社団法人キャンサーフィットネス 理事 杉本亮子

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