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実験の中間報告をします。

わたしは現在、新しい働き方LABの研究員4期生として下記の指定企画に参加しています。

デジタル全盛時代に、アナログな手帳を活用して「新しい働き方」は推進させられるか?

出典:https://note.com/lab_lancers/n/nfaf27a0c66c6

この記事は上記指定企画の中で個人として取り組んでいる実験の中間報告書です。

◆わたしの実験テーマ

◆なぜ、このテーマにした?(再確認)

簡単にまとめてしまうと、40代になって起こった心境の変化によって、働くということに「楽しい」というエッセンスをもう少し加えたいと思ったからです。

詳細は「実験計画書」に記していますので、よろしければお読みください。

世の中には「働くのが楽しい!」と素敵な笑顔で話す人がいらっしゃいますよね。
2020年代になって「働く」を取り巻く環境が大きく変わり、創意工夫の幅が広がったことで、そういう人が増えているような印象も受けます。

それならば、わたしにぴったりな「働くの楽しみ方」もきっとあるはず!

…ということで、それを探すための実験をはじめました。(2024年7月開始)

◆2か月間、なにをした?

この実験で取り組むことにしたアクションは「気になったことをアナログ手帳にメモしていく」というルーティーンです。
マンスリーカレンダー部分に単語ベースで書き込んでゆき、ひと月を終えると「今月の気になったリスト」が出来上がっている、そんなイメージです。

日々、手帳に単語を書き込む。
言ってみればそれだけのアクションです。

しかし、すっかり馴染みを失っていた手帳との共同アナログ作業はそう簡単に定着しませんでした。

まず、手帳の存在が自分の頭の中にありません。
それならばと机の上に置いてみても、目に留まりません。不思議でならないほどです。

週に1~2回ほどハッと思い出し、振り返りながらまとめて書く。
まるで夏休みの宿題の絵日記のようでした。
その結果、7月も8月も、埋まったのは半月ぶん程度。

…と、しょんぼり語りはここまで。


区切り線とともに気持ちを切り替えて、よかった点を振り返ります。

まず、見方を変えれば半月ぶん×2はメモをしました。(偉いぞ自分!)
そして、メモをせずとも写真を撮っていることが多かったです。(やるじゃん自分!)

ということで急遽デジタルメモも活用することを決め、2024年7月、8月の活動記録としてのnote記事を作成しました。

<2024年7月の活動記録>
レトロ、を考える
[実験メモ01]下関のレトロ
[実験メモ02]門司港のレトロ

<2024年7~8月の活動記録>
ハーブ、を思う
[実験メモ03]パフェのハーブと常備草

そう、よいところを活かして前に進んでいくスタイルです。

◆その結果、どう?

苦肉の策を講じたnote記事(活動記録)作成ではあたものの、しっかり向き合いました。
その感想を一言で表すと「やってよかった!」です

記事の作成作業を通じて活動を振り返ったことで、この実験で自分が得ている実りに気づくことができました。
せっかくなのでどんなことを実りと感じたかについても記しておこうと思います。


▶︎3つの「カン」への作用

その3つは、感と観と勘です。

まず、活動の起点として「気になるという心の動[感]」が生じます。

そして、それを元に「なぜ気になったのかという内省[観]」が始まりました。

そうすると自分の中に生まれた様々な変化に気づくのですが、それと同時に「別々に存在していた複数の事象が急に繋がり、何かがわかる[勘]」ということも起こったのです。

「自分の変化に対する気づき」や「急にわかった何か」はもちろん実りなのですが、
この【感→観→勘】というプロセス自体も、スッキリさと充実感をもたらしてくれました。

そして、それを文字に起こして記事を作り、推敲するという一連の作業によってさらに思考が整理され、気持ちが落ち着きました。

どんどん心が整ってゆく感じがあったのです。
なんというか…文筆ヨガ…?
大袈裟かもしれませんが、素直な感想です。

◆この先、どうしていく?

良くも悪くも計画(理想)どおりにならなかったこの2か月間をふまえてこの先の活動について考えた結果、3つのことを決めました。

1.デジタルな記録も活用する[追加]

わたしの場合、気になる対象をキャッチするのは外出時が多いことに気づきました。
街中を歩いている時、電車に乗っている時、外食中などです。
こうしたシチュエーションでは手帳とペンを出してメモするよりも、スマホで写真を撮るほうがサッと済ませることができます。
つまり、鮮度を重視する場合にはデジタルな記録が有用だと感じたので、活用します。

ただ、指定企画の趣旨に沿っているのはアナログです。
そのため「デジタルはアナログの補助」という位置付けは忘れないようにします。
例えば撮った写真を振り返りながら文字として手帳に記録するといった形で連携させたいと思います。
(この作業がまた気づきを与えてくれたら嬉しいな…)


2.note記事の投稿を継続する[微修正]

前述の通りたくさんの実りを感じているので、計画時よりも積極的な気持ちで継続します。
ただしあくまでマイペースに、よきタイミングと感じた時に投稿します。

ちなみに現時点で活動記録としてのnote記事は
(1)対象についての思い・考えを綴る記事
(2)そのきっかけとなった出来事の記録
という構成になっています。
時系列的には(2)→(1)なのですが、なんとなく(1)を先にしたいという感覚的な判断でそうしています。

実験計画なのに色々とふんわりしていますが、いまの自分にはそれが必要だと感じてのことなのでどうかご容赦ください。


3.大まかな計測(★付け)は行わない[修正]

ふんわり感をさらにトッピングしてしまうことになるのですが、当初やろうかと考えていた★の数でのレーティングは行わないことにします。

冒頭で掲示したとおり、わたしがこの実験を通じて探したいのは「心躍る仕事の手がかり(楽しそうなあれこれ)」です。
そのために大切にするべきは自分の「感性」で、それならば数値化はやめておこうと思いました。

しいて言えば「noteの記事にした=気になり度が高い」ということなので、どこかのタイミングで「note記事にはしなかった気になりごと」をまとめるのは一案かもしれません。

◆目的地は、どこ?

実験計画書には

  • 結果として得たいもの→自分の「気になりマップ」

  • 辿り着きたいところ→おもちゃ屋さんにいる子供みたいな顔をした大人

と記しました。
この点についての思いは変わりません。


▶︎感性を解放したがっていた自分

この2か月は自分自身と対話をする機会がいつもより多く、そして深かったように思います。

それによって、「わたしはここ数年、自分の感性を解放することを強く望んでいたのだな」と気づきました。

解放したいということはつまり、現状ではそれを閉じ込めているということでもあります。
なぜそんなことになったのだろうと探る中で「論理的であれ」と自分に言い聞かせている自分を見つけました。

この自分がいつから存在するのか、定かではありません。ただ、もしかすると社会人として成長したいと自分なりにもがく中で生まれたのかもしれないと思いました。その時のわたしにはきっと、それが必要だったのだろうと思います。

そこから時を経て、自分の内面も外部環境も変化した結果、感性の活躍の場を取り戻したくなったのでしょう。
だから、感性のかたまりである子供を例にした未来像を描いたのではないかと思いました。


▶︎いま湧いてくる言葉で再度描く

2か月間の気づきを踏まえて、改めて別の言葉で表すならば

「自分の感性を大切にして、
ON/OFF問わず一瞬一瞬を楽しんで生きる人」

が辿り着きたい人物像です。



残りの実験期間もたくさん感じて考えて、たくさん気づきたいと思います。

以上、最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺︎


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