「カナリーの総力戦で採用し、共に会社を成長させていく基盤を作る」HR&Culture統括/採用責任者が語る仕事への想い
※元々の公開日:2023/7/21
こんにちは!カナリーの採用担当です。
カナリーは、【もっといい「当たり前」をつくる】をミッションとしているスタートアップです。
日々の暮らしには、不便・非効率がありながらも、過去の延長で「当たり前」と受け入れてしまっていることが溢れていますが、我々は、デジタルの力でこの「当たり前」をアップデートし、もっといい未来をつくっていくことを目指しています。
今回は、HR&Culture統括 / 採用責任者のゴッティこと眞砂さんへのインタビューを実施しました!
0. 簡単な自己紹介
ゴッティです!本名は眞砂健太と申します。
1995年生まれの28歳で、埼玉県の三郷(IKEAやコストコがあるところです)出身です。
趣味はキャンプ、ラーメン、カメラ、あとは中身がめちゃくちゃオタクでアニメなどもすごく好きです。
あ、それから嗜む程度に筋トレもしています。
カナリーではHR&Culture統括 / 採用責任者として、事業や組織、ひいては会社が今後スケールしていくための土台作りを担っています。詳しいことは後ほどまたお話しますね!
1. 幼少期~学生時代について
自分には5つ上の兄と2つ上の姉がいて、3人兄弟の末っ子です。
末っ子あるあるなのか、小さい頃は色々なことが出来るようになるのが早かったらしいです。家に既にあったおもちゃで勝手に遊んだりいわゆる知育本などを勝手に読み漁ったりしてたのを覚えています。
そんな幼少期だったので、幼稚園の先生や同級生の親から「健太くんすごいね」と褒められまくって、自分も気持ちが大きくなっていましたね…。かつ、当時から体も他の子よりも大きかったので、完全にガキ大将って感じでした。(笑)
小・中学校でも同じような感じで、自分で言うのもなんですが「頭の良いジャイアン」みたいだったんじゃないかな…と思います。
スポーツでいうと、小学校時代はサッカーと水泳をやっており、中学のときはサッカー部でした。
高校は、埼玉県の公立の男子校へ進学しました。
実は、高校入学当初は体重が100キロくらいありまして...。(笑)
サッカーではずっとキーパーをやっていたのであまり運動量もなかったのに加え、成長期ということもありめちゃくちゃ昔から良くご飯を食べていたので、力士か?ってぐらい太ってました。
なんとか痩せたいと思い、水泳部に入部をして死にものぐるいで泳いでいたら1年で20キロ痩せました。(笑)
高校時代はひたすら勉強・部活・学校行事に打ち込みながら、男子校ということでずっとバカやっていました。
部活の毎年の貴重なシーズンオフでは、埼玉から皆でチャリでディズニーランドに行くというのを恒例行事としてやっていたのですが、今考えると意味がわからないですね。片道6時間ぐらいかかりましたし、帰りは全員疲労困憊だったのでチャリを漕ぎながら寝て植え込みに突っ込むやつとかもいました。
学校行事もかなり体育会系で、例えば毎年秋には52kmのマラソンがありました。今考えるとやはり意味がわからないですね。
大学へ進学をしてからも水泳を続けました。せっかく高校で痩せたんだからこのままキープしたいな、という思いが強かったですね(笑)
大学では周りは優秀ですげぇやつばっかりで。「こんなレベルの高い人たちに囲まれた中で、俺は何が勝てるんだろう?」と考えたときに、「熱量」では負けない自信があるなと思い、そこを強みにしてやっていこう、と思うようになりました。
また、大学時代にはオタ活をめっちゃしていました!オタク友達ができて、とあるアニメの劇場版を10回以上観に行ったり、地方に遠征したり、すごく充実していて楽しかったです。
2. 前職までやっていたこと
就職活動では、最初からある程度の軸が定まっていました。
1つ目は、大学時代から今にも通ずるところではあるのですが、働く上でのテーマ・ビジョンとして、「アツい人たちとアツいことをしたい」というのがありました。それを考えたときに、日々めっちゃ大変だけどめっちゃ楽しい!!と思いながら働けないと逆にしんどいなと。そうすると、いわゆる大企業に入って、先が見えており安定した人生を送って...というのは自分には合わないかもしれないと思い、外資系に行くかベンチャーに行くかに絞りました。
このように「誰とどういう風に働きたいか」は決まっていた一方で、「何をやりたいか」は正直、全然決まっていませんでした。「何をやるにしても自分なら楽しめるだろう」という思いもあったんですよね。
そこで2つ目は、「具体的なやりたいことが定まっていなくても大丈夫そうな企業」にしたいなと。
これらの軸を持ちつつ様々なインターンなどにも参加をしてみた結果、たくさんの事業をやっていて、熱量を持ちながら働けて、なにより「何をするかより誰と働くか」を大事にしているサイバーエージェントに新卒で入社することに決めました。
内定者時代から入社・配属までで色々な……本当に色々なことがあって、配属はエンジニア採用となりました。話すとかなり長くなるので、もしご興味を持ってくださった方がいたら面談時などにぜひご質問ください。(笑)
そこから採用担当としてのキャリアがスタートしました。
もともとエンジニアだったわけでもないので、最初はエンジニアに関する知識はほとんどなかったものの、技術には興味があったので、自分でちょっとコードを書いてみたり、社内の同期や先輩のエンジニアにわからない部分を聞きながらキャッチアップをしていました。
新卒入社から3年間エンジニアの新卒採用に従事して、途中からはリーダーやマネジメントの役割も経験しました。本当にいろんな経験をさせてもらえたので、ソフトスキル・ハードスキル・マインドセットなどあらゆる観点で働く上での礎になっています。会社に対しても、チームに対しても、当時お世話になった方々みんなへ本当に感謝をしています。
3. カナリーを選んだ理由と、選んでみた結果はどうだったか
前職でやっていた新卒採用って、当たり前ですけど1年間で1周するんですね。
配属された当時は、このままエンジニアの新卒採用をずっとやり続けるのかがわからなかった部分もあり、まずは3周=3年間はやれることをひたすらやってみようと思い、頑張っていました。
2年半ほどが経った頃に、カナリーとご縁があり、まずは副業としてエンジニア採用をお手伝いすることになりました。そんな感じで、副業メンバーとして働きつつ、期限として置いていた3年が経とうとしていました。
正直なところ、当時はカナリーは候補に入っていなかったのですが、ある日の土曜日に、副業でカナリーのオフィスに出社をしたら、CEOの佐々木さんも会社にいて。そしたら突然会議室に呼び出されたんです。え、なんだ…?と思ったら、「正式にオファーするから、ぜひうちに来て」といきなり言われて。(笑)
その瞬間は「何言ってるんだろうこの人!?」ぐらいに感じていたのですが、人間、不思議なもので、全く意識していなかった相手から声をかけられたら、自分もその相手のことを意識してしまうんですよね。にわかに「カナリーへの転職」がリアルな選択肢として浮かび上がってきて、そこから多分、2〜3か月くらい迷っていました。
今考えると、めっちゃくちゃ引っ張ってたな…と思います。(汗)
しばらく、人生で一番ぐらいに悩んだあと、2つの理由でカナリーに決めました。
1つ目が、自分はこれまでの人生の中でも、背水の陣な選択肢を自ら取りがちだったんですよね。自分で言い訳の余地をなくして頑張るしかない状況でやっていくタイプなので、どうせなら本当にまっさらな環境に飛び込んでチャレンジをしてみることのほうが絶対に面白いなと思いました。
2つ目が、カナリーで副業をしていく中で、コアメンバーの佐々木さんや高山さん、横山さんらの人柄もわかっていたし、とにかく優秀な上にめっちゃいい人だなと思ったことと、この人たちと会社を大きくしていくというチャレンジを一緒にやっていけるなら、めちゃくちゃ熱くて楽しいだろうなと思えたんです。
実際に入社してみてからは、思っていた以上に大変な日々だけど、その分すんごく楽しいです。
前職の新卒採用とは違って中途採用がメインなので、候補者の方との距離感がより近いというか。自分がスカウトを打って、面談で口説いて、カナリーのことを気に入ってくれて入社をしてくれて...出会ってから入社までのリードタイムで言っても、中途採用は速いですからね。そんな方と一緒に働けることが何より嬉しかったです。
また、スピード感にすごく驚きました。前職もいわゆるメガベンチャーながらもスピード感はありましたが、体感それの50倍ぐらい何もかものスピードが速いです!(笑) 佐々木さんや他のメンバーの意思決定のスピードとか、それを元に動いていくスピードとか。
具体例でいうと、自分が入社してからの採用で、初めましての面談から内定を出して、承諾してもらうまでを1日で終わらせたことがあります。今でもすごく活躍してくれているとあるエンジニアのことなのですが、午前中に面談をして、午後に次の面接を設定して、やっぱりぜひ一緒に働きたい!となり内定を出し、そのまま承諾をしてもらいました。
スタートアップだと、こんなにスピード感を持って物事を進めていけるんだと思った、いい経験でした。
4.今の仕事について
まず、入社してから1年間くらいはプロダクトマネージャーも兼務していました。
PM兼エンジニア・デザイナーの採用担当という感じだったので、文字通り、自分が採用した人と一緒に働けている、という実感がよりリアルでしたね。
その後、昨年(2022年)の秋ごろから今のポジションであるHR&Culture統括 兼 採用責任者を務めています。
事業や会社がどんどん大きくなっていく中で、組織の基盤をちゃんと作らないといけないという課題感が自分の中で強く芽生えていて、それを佐々木さんに直談判したところ、「いいよ!やってよ!」と言ってもらえて。
PMからは一旦退いて、エンジニア、デザイナー、営業、コーポレート、経営企画など社内全ポジションの採用責任者にプラスして、強い組織を作るためのカルチャーづくりを同時に担っています。
今は自らのミッションを以下のように定義しています。
全社を巻き込みながら、強い組織を作るための基盤である
HR(人事/採用)・カルチャー醸成にコミットするあくまで目的は事業を伸ばし、会社を成長させること。
組織づくりがその手段であることは忘れないよう取り組む
カルチャー醸成の観点でまず最初に行ったのは、ミッション・ビジョン・バリューの再策定です。
佐々木さんや会社のボードメンバーをしっかり巻き込みながら、トップダウンとボトムダウンの両方を意識しながら、新しいものを作っていきました。
もちろんこれらは作って終わりでは決してないので、その後の浸透施策についても自分が担っています。
採用業務については、最上流から最下流までほぼほぼ全てをやっています。
業務委託のメンバーにも手伝ってもらいながらですが、何とかやってます。(笑)
あとは組織企画や人事制度の設計・運用なども自分のスコープになるので、社内メンバーの話も聞きつつ、バランスをとることを意識しながら進めています。
1日の流れとしては、候補者対応をしたり、面談・面接をしたり、社内のミーティングや外部のステークホルダーとの打ち合わせに参加をしていると、あっという間に1日が終わっていきます。なんとかスキマ時間を見つけたりまとまった時間を確保したりして、それ以外のことに取り組んでいます。
この仕事のやりがいとしては、先ほども言った通り、佐々木さんや現場メンバーみんなに協力してもらいながらカナリーの総力戦で採用した優秀でいい人なメンバーたちと、文字通り一緒に会社を成長させていけることですね。これは本当に熱いなと思います。
また、その裏返しでもあるのですが、採用活動は「採用したら終わり」ではなく、入社後にいかに活躍をして会社を成長させてくれる人材になってもらえるのかという部分までを自分が担っていく必要がありますよね。まだまだやれることがたくさんあります!
5. 休日は何してる?
最近はあんまりできていないのですが、キャンプはいつでもしたいです。(笑)
夏に皆でわいわいキャンプ!という感じではなく、寒い冬などにごく少人数でしっぽりキャンプをするほうが好きなタイプです。
あとは、妻と趣味がほぼほぼ同じで、一日中アニメを見ながらのんびり過ごしたり、自転車に乗ってカフェに行ったり、カメラも共通の趣味なのでスナップ写真を撮ったり、キャンプで星空の写真を撮ったり......そんな感じで休日を一緒に過ごすことも多いです。
あ、それから嗜む程度に筋トレもしています。オフィスから徒歩2分のところにゴールドジムがあるので、これはもう行かざるを得ないですよね。最強の福利厚生です。
昔の太っていた時代に戻りたくないというモチベーションが大きいのですが、シンプルに自分を追い込むのも好きなんです、たぶん。(笑)
6. モチベーションの源泉と、その理由
これは...今までの話の中で出てきた部分が集約されているかなと思います。
やっぱり、「アツい人たちとアツいことをしたい」というのがモチベーションの源泉なんですよね。
熱いって何?って思うかもしれないのですが、「超大変だけど超楽しい!」と思えているという感じですかね。周りのメンバーとあーでもないこーでもないとコミュニケーションを取ったり議論したりしながら、物事を前に進めていくのが本っっっ当に楽しいんですよね。
働くことって、人生の中で睡眠時間と同じか、それ以上の時間を割くものかなと思うので、単純に、なんかよくわからないけど毎日楽しいな、と思いながら働けたら良いなと。それが理由でしょうか。
社会人になってから、学生時代の友人と久しぶりに会って「最近どう?」っていう会話をした際に、「仕事って楽しいよね」という前提で話をできる人があんまりいないのかも...?ということにすごくびっくりしたんですよね。学生時代は皆あんなにバカやって輝いていたのに、仕事は楽しいって思えていないのか、って。
大人になるってそういうことなのか、、と思いながらも、だったら俺は大人にはなりたくない、毎日大変だけど毎日超楽しい!って感じられる日々を過ごしたいなと。
青臭い上に暑苦しくてすごく恐縮ですが(笑)、このあたりは自分にとってはすごく大切なことです。
7. カナリーのカルチャーについて
これは、会社紹介資料(Company Deck)にも書いたのですが、「優秀な上に素直でいい人が集まっている」かなと思います。
スタートアップなので、ビジネスパーソンとしての能力や生産性を高めていきながらも、あくまでチームとして一人一人の能力の総和以上に、掛け算で成果を出して成長をしていく必要があるよね、と。そういう考えを佐々木さんを始めとしたみんなが持っていると思います。
エンジニア、営業メンバーをぞれぞれで見ても、基本の部分は変わらないと感じています。
営業本部は若いメンバーが多く活発なイメージですが、仕事には真剣で真面目に取り組むメンバーがたくさんいますし、エンジニアはそれぞれが働きやすさを自分で選択しながら働いているけど目指している方向はちゃんと一緒で。表層の違いはあるものの、本質的な部分である「どんな人か」というところは変わらないと思っています。
だからこそ、もっともっと各部署間の連携を深めていき、一緒に組織や会社を強くしていくような動きをもっと取っていけたらいいなとも思っています。
8. どんな人と働きたい?どんなチームを作っていきたい?
人の部分だと、先ほどともつながるのですが「優秀な上に素直でいい人」を集めていきたいなと思っていますし、個人的な話をすると、本当にそればっかりで恐縮ですが(笑)、「アツい人」ですね。
熱いと言っても、ただただ暑苦しければいいという意味ではなく、内に秘める想いの熱さが大事だと思っています。
例えるなら、「青い炎」みたいなタイプの人もいるよね、と。パッと見はすごくクールだけど、話をしながら深堀りしていくと、「この人は自分の中にすごい熱量を秘めているんだな」みたいな人も、ぜひ一緒に働きたいなと思っています。
あとは、人としてのベースがちゃんとしている人ですかね。
ここでいうベースは「頭がいい」とか「勉強ができる」とかではなく、人間性の部分だったり、コミュニケーションの取り方だったりのイメージです。仕事を前に進めていくために適切でスムーズなコミュニケーションをとって、スピード感を持ってやれるかとか、知的好奇心を持って新しいことをキャッチアップしていく力だったりが大事かなと。能力うんぬんよりもスタンスですね。
どんな会社を作っていきたいかは、ちょっと人事っぽい言い方になってしまいますが、それぞれのバックグラウンドだったり、年齢や性別、職種とかが違う中で、個々のベクトルって当然全員が同じ方向を向いているわけではないですよね。でも、100歩くらい遠ざかって見た時に、全体としては同じ方向を向いているベクトルになっている、そんな会社ってすごく強いと思うんです。
裏を返すと、個々のメンバー全員が全く同じ方向を向いていたら、それはそれで気持ち悪いですよね。多様性という意味だったり、面白さという点でもそうかなと。
逆に、例え一人でも全く逆の方向を向いていたりすると、それだけで組織って前に進まなくなっちゃったりするので、そういう人がなるべく少なくなるようにして、会社全体として同じ方向を目指していけるようにしたいです。
そのための土台づくりをするのがHR&Culture統括としての仕事なので、さらに頑張っていきたいところです!!!
9. 読者へのメッセージ
もうここまでで全部話してしまっているので、もはや何も言うことはないです!(笑)
いい感じのことを話してきてはいますが、とはいえ日々めちゃくちゃ大変なのは間違いないです。
そんなスタートアップらしいカオスな状態も楽しみながら一緒に働いていける方たちを、全職種・全方位で探しています!
スピード感や変化を楽しめる方にとっては、本当にぴったりな環境だと思いますし、素敵なメンバーたちと一緒に【もっといい「当たり前」をつくる】べく、大きなチャレンジをしてみませんか?
ぜひ、カジュアル面談でお話ししましょう!
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