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新学期始まりました!

30年ぶり!

桜がちらほら咲き始めた和合で、入学式と始業式が行われました。
新一年生1人が加わり、全校生徒は8人に。
なんと30年ぶりに1年生から6年生までが揃う年です!
たくさんの来賓と全校の保護者に見守られ、厳かに、和やかに行われた入学式。
たった一人の一年生、みんなからの注目を一気に浴びて、とっても緊張していました。
これからの学校生活がとても楽しみでしょう。
上級生たちも新しい先生にドキドキしている様子。
春はすべてが新しく、ぎこちないながらもドキドキワクワク、胸がはずみます。
これからどんな一年になっていくのでしょう。
楽しみです。

子どもたちの学びが変わる

早速、新しく娘の担任になった先生が、ご挨拶に来てくださいました。
開口一番、「これから学んでいく教材として、漢字ドリル、計算ドリルを購入していきますか?」と。
前の学校ではドリルは当たり前のようにやるべきものとして、許可もなく、当然のように購入させられていたのですが、ここでは丁寧にひとりひとりに購入の意思を確認してくれます。
これはとっても新鮮でした。
ドリルをやるのは親の私ではないので、娘にその都度意向を確認してきました。
新学期のドリル、夏休み、春休みの学習ドリル、毎回こまかく聞いてくれる学校には感謝です。
こうして娘に聞いてくれることで、同じドリルでも「やらされている」から「自分で選んで取り組む」ことになり、学習に向かう意識が全然違います。
娘は「ドリルやる!」というので、「やると言ったからにはお金を出すのは親なのでしっかり使ってね」とハッパをかけました。

上の子のときも娘のときも、前の学校はドリルは「やらなければいけない課題、こなさなくてはならないタスク」になってしまっていて、とにかくみんなに追いつくように、そして連帯責任?のように、クラスみんなが終わらないと休み時間が遊べない、なんていう罰みたいのもあって、娘は泣きながらドリルをやっていったのを覚えています。私がやらなきゃみんなに迷惑かけるという恐怖心でドリルをこなしてもなんら意味がないのではないかと感じていたところでした。しかも同じドリルを2回、3回と繰り返しやらなければならず、分かっている子にとってはただの作業の繰り返しにしかならず、このエネルギーをもっと他に使えたらいいのにと思っていたところもありました。

全国的にはどうなのかわかりませんが、長野県ではこうした”作業的に繰り返しをするようなものから、各自の課題に合わせて自分で計画してすすめるもの”として家庭学習(宿題)が位置づけられていくそうです。子どもたちの学びが変わると題したお知らせを受け取って、これからの学校に期待を寄せたいと思います。

全校生徒8名という超小規模校。1,2年生、3,4年生、5,6年生という複式学級で1年が始まります。私も学校の行事にはちょくちょく顔出して、山村留学生活を楽しんでいきたいと思います。

親子で山村留学

和合小学校

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