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涙の修了式

あっという間の一年間

山村留学に来てからというもの、毎日が目新しく目まぐるしく、なかなか記事を書けないままに時間ばかりが過ぎてしまいました。
気がついたら修了式。学年が終わりです。
今年は卒業生がいないので、みんなで進級を祝うかいをやったそうです。
5年生が取り組んだ炭焼きの授業で焼いた炭を使い、みんなで籾まきから始めた無農薬の田んぼでとれたお米を使って、ごへいもちを焼いて食べたそうです。一年間のそうまとめです。その様子はこちら→進級を祝う会

※画像は学校HPからお借りしました。

子どもたちが自分達でやりたいことを決め、それが実現できるように先生方がサポートしてくださいます。
児童7人に職員8人という恵まれた環境であることで、子どもたちの”やりたい!”に応えることが可能なのだと感じます。
ほんとうにありがたい環境だなぁ。
子どもの作文からもその気持ちが伝わってきます。

「この1年間は、夢のように過ぎてしまって、今まで1年かかって知るようなことを、2年分やってしまったかな?と思ったくらいいろんな事が学べたのに、今考えると、もうちょっとこの1年間を大事に使いたかったな、と思いました。こんな事を思ったのは初めてです。それくらい、授業が楽しいし、友達がたくさんいるし、学校が好きになりました。学べることが楽しくて、うれしくて、ありがたいなと思えるようになりました。昨年度は、授業中、外を見てボーッとしたり、休み時間、一人で鉄棒をしたり、絵を描いたりしていたのがうそみたいです。私は漢字テストの点はバカバカしいくらい悪いけど、やる気には自信があります。これからも楽しく、全力で勉強していきたいです。

本来、学ぶことは楽しいこと。この学校の先生は一人一人の学びたい環境を可能な限り整えてくれました。娘もここに来て、学校が楽しくてたまらないと、毎日ニコニコで通うようになりました。

大好きな先生

修了式を終えて帰宅した娘。
目を真っ赤にはらして帰ってきました。
なんと大大大好きな担任の先生が別の学校に行くとのこと!
1、2年生の担任の先生はこちらに来てまだ一年しか経ってなかったのに、まさかまさかのお別れに寂しさもひとしお。中学校から小学1、2年生の担任に来た先生は、ほんとうによく子どもたちを甘えさせてくれる先生でした。
甘えはよくない?いえいえ、甘やかしではなく、甘えさせてくれる。学校をのぞくといつも低学年の三人は担任の先生におんぶに抱っこ。まとわりついていました。存分に甘えることができるからこそ安心して新しいことにチャレンジできる。勉強も運動も、低学年の子どもの伸び方は目を見張るものがあらりました。見守ってもらえてる!僕、わたしは愛されてる!という絶対的な安心感と信頼感を得ることで、子どもは自分の力も信頼することができ、挑戦する意欲に繋がったのだと思います。

二年生ふたりがおんぶ。いつもこんなです→先生大好き

今回は担任の先生に加え、校長先生、事務の先生、用務の先生が一度にお別れ。職員の半分が入れ替わります。
毎日一緒に給食を食べているからか、先生みんなが家族みたい。お別れはとても悲しいです。
春は別れと出逢いの季節。お別れする先生方ほんとうにありがとうございました。おかげ様で母子ともに楽しく山村留学に通うことができました。出逢いに感謝します。

さて、春からはどんな出逢いがあるのでしょう。ドキドキわくわく。こちらの親子山村留学にも新しい家族が来てくれることを心待ちにしています。

親子で山村留学

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