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【HHKB(墨 / 無刻印)】税理士による1ヶ月使用レビュー

かねてより気になっていたキーボードである HHKB を購入しました。

私が購入したのは「HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印/墨(英語配列)」で、お値段は驚愕の35,200円(税込)となっております。
※Amazonにて購入

この記事では1ヶ月程度使ってみた感想などを纏めています。税理士業務をする上で HHKB は使い物になるのか、気になっている方は是非チェックしてみてください。

なお、従前から使用している Logicool の G913 についても少しだけ記述しています。

結論

・数字入力はテンキーがあった方が良い
・文章を書く業務には最高
・必須ではないが幸せな気分になれる

結論から申し上げますと、記帳代行や申告書作成など数字入力がメインとなる業務には HHKB「のみ」の運用はフィットしません。

別途テンキーを使用するか、若しくは私のように他のキーボードとの併用をお勧めします。
せっかく購入したので数字入力のブラインドタッチを練習し、数日で入力は問題なくなったのですが、スピードは断然テンキーの方が早いです。

一方でメールやチャットの返信、記事の執筆などテキストベースの業務には最高の一品となっております。
何と言っても打鍵感が最高で、このキーボードを知ってしまうと他のキーボードを触れなくなるという評判も納得です。

ということで、通常の税理士業務を行う上で HHKB を購入する必要性はあまり高くないと評価できるでしょう。

ブログなどの執筆作業を定期的にされている方であれば、セカンドキーボードとして導入するのはお勧めです。
HHKB を触りたいがためにPCに向かっている自分がそこにいるばずですよ。

次にHHKBの特徴を踏まえて細かい点の使用感をお伝えしていきます。


方向キー無しは直ぐ慣れる

HHKB には方向キー「←↑↓→」が存在しません。その代わりにFn + 他のキーで操作することとなります。


正直、触り始めて数時間はこれに慣れずに心が折れそうになります。私が慣れ始めたのは購入して3日目当たりでしょうか。

スピードが落ちたとしても HHKB で作業するようにする我慢が必要です。
慣れてしまうと、とても合理的な配置であることに感心しました。
何と言ってもホームポジションが崩れないのが最大の利点です。


コントロールキーの位置が独特

HHKB の第2の特徴として Ctrl キーの位置が独特という点が挙げられます。JIS 配列(日本語配列)の場合「CAPS」キーが陣取っている位置にCtrl キーがあります。

これも最初は誤入力の連続なのですが、ホームポジションから小指を少し左に動かすだけで押すことができるのは中々秀逸です。こちらも直ぐに慣れます。


US配列 / 無刻印 について

これについては、私の自己満足以外の何物でもありませんが、入力がうまく出来るようになってくると快感です。

修行のようなブラインドタッチの練習が必要となりますが、確実にタイピングのレベルはアップしたと思います。

なお、他のキーボードが JIS 配列の場合には苦労して修行したとしても互換性がありませんので、素直に JIS 配列を購入されると良いかと思います。

Logicool の G913について

 現在もメインキーボードはLogicool の G913を利用しています。


こちらのキーボードはメカニカル式ですので、静電容量無接点方式を採用している HHKB より打鍵感はやや劣ります。


ただし、それは HHKB の打鍵感を味わってしまったがための感想であり、 G913 の打鍵感が決して悪いわけではありません。

むしろ、薄型であるにもかかわらず、しっかりとキーを押し込んでいる感覚がありますし、打鍵時にキーが金属に当たるような音もしません。そういった意味でとても完成度の高いキーボードだと思います。
 
ちなみに私はリニア(赤軸)を使用しています。クリッキー(青軸)の打鍵感も好きなのですが、職場ではさすがに音が気になるのでやめておきました。

G913 はいわゆる「ゲーミングキーボード」であるため、Gスイッチという通常のキーボードにはないキーがあり、こちらに簡易マクロのようなものを登録しておくことができます。

同じ Logicool のゲーミングマウスである G604 と組み合わせが秀逸で、細かい部分での作業効率が爆上がりします。今回はHHKBのレビューですので詳細は割愛します。気が乗ったらまた記事にするかもしれません。

ということで、今回はこんな感じで終わろうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。



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