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だいたいねむい。

人間は、人生の三割を寝て過ごすそうです。

え?少なくない??
もっと寝てる気がする。

私はできれば、人生の半分くらい寝たい。
基本的に寝落るのが好きで、起きるのが苦手だ。
小学生当時にはもう、朝起きられなかった。

寝る、眠る、より、寝落ちるのが好き。
抗えない眠気に蹂躙されるのが好き。

寝ようと思って寝たり、眠ることに心血注ぐのはどうにも好きじゃない。
蹂躙されたい。
眠りに蹂躙されたい。

何かしたいのに、しなきゃいけないのに、抗えない眠気に襲われて眠るのが好きだ。

他のことなんか考えられず、何も手につかず、最早眠るしかない。
そんな寝落ちが大好きで、だから昼寝とか好き。

どーーしても眠くて眠くて、抗うのに圧倒的眠気にねじ伏せられて、倒れるように寝るのが好きすぎる。

人間の3大欲求の頂点たる眠りに、なす術もなく引きずり込まれるあの瞬間の絶対的降伏感。
深淵に飲み込まれるような眠りが大好きだ。

ただここで重要なのは、『抗う』こと。

私は抗う。
寝てはいけないと、なんとか起きようとする。
にも関わらず、泥濘に足を取られたようにずぶずぶと眠りに引きずり込まれる。

それでこそ、最上の眠りが訪れる。
寝ようと思って寝たのとは、全く違う。
眠ろうとする努力なんて、まったくもって野暮である。
眠りとは、常に圧倒的でなければならない。

布団で、テーブルで、床で、お風呂で、車で、電車で、木陰で、浜辺で。

それは常に全てを凌駕して、訪れるものであるからこそ甘美なのだと思う。


つまり何が言いたいかって、眠いんですよね。

今。

来世は飼い猫になりたいですね。

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