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YouTube &ゲーム病② 8歳の悪知恵
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「息子ががんばってる音声をたまには聴こう」
そんな気持ちから
ずどーーーーんと、奈落に落とされたこと
オンライン英会話を受けているフリをして
先生には通信が悪いフリをして
パソコンのYouTubeを見れるブラウザをさがして何十ものゲーム動画を見ていた息子
先生にも失礼だし
受け放題のプラットフォームの仕組みを悪用するかのような思考
我が子でなく、テレビの中の世界の違う子供であれば、その頭の回転に「へーよくかんがえるねー」と感心するところ。
我が身に降りかかると、
悲しい。
の一言につきる。
うその成果でほめられて、
良心が痛まないのか…
履歴を確認したらかれこれ2ヶ月間、
私はバカにされ続けていたことになる。
やっていないレッスンを「がんばってるね!」とほめ、
にこにこする息子の腹の中を知るよしもなかった。
誰にも言えず、
でもつらくて、
クライミングの常連さんにふと、
過去からのエピソードも交えてもらしてしまった。
そんな話をしているところで、
息子は母のつらい表情を無視してるんるんと登っている。
彼をどう受けとめたらよいのか、途方に暮れる。
常連さんは
「確かにちょっと逸脱している感じはする」と感想をくれた。
8年間布団を共にしていた息子と一緒に寝るのに嫌悪感を感じて、別室に布団を敷く。
息子はだまって受け入れた。
なんとも思っていないようだ。
眠れない時間が続く。
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