悔しいけど、弱っている時のほうが感性が研ぎ澄まされていると思う。
悲しい時ほど、弱っている時ほど、感性が研ぎ澄まされて敏感になってるような気がします。
普段なら聞き流すフレーズなのに、街中で足を止めてしまうほど刺さったり。
コメディだと思っていた小説の冒頭で、うっかり涙を流してしまったり。
街で見つけた広告のフレーズの裏メッセージに気がついてしまったり。
悲しいはずなのに、普段の景色の彩度が強烈で眩しい。そんな時があります。
テーブルの上に出したままにされたコップが、妙に愛しい。
今までもらった手紙を読み返してみた。
普段はめんどうだ