嵐と彼女
ゆーきゃんです。
#嵐の思い出 というタグを見かけたので、わたしにとっての嵐の思い出ってなんだろうな〜?と思うと、どうしても欠かせない存在がいます。
それが、高校時代の友人です。
わたしが大野さんが好きで、彼女はニノが好き。2008年リリースのtruth/風の向こうへ(今でも一番好き!)をいいなと思ってから嵐を好きになったわたしより、彼女の方がファン歴は長かったです。
それでもCDを貸してもらったり、一緒にカラオケに行ったら嵐ソングオンリーだったり、イメージカラーのものを集めてみたり。嵐ファンがクラスにそう多くなかったのもあって、1年もすれば嵐以外のこともなんでも話せる親友になっていました。
東京も遠い地だったので、ライブに行くのは夢のまた夢でしたね。歌番組やバラエティの話題が2人のメインでした。歌を2人で聞いて「このソロが最高なんだよねー!」「ハモリ天才的!!」とかキャーキャー盛り上がったり。すごく楽しかったな。
嵐の話をしていた時の彼女は、恋愛の話をしていた時と同じくらい美しく、可愛らしかったな。
そして、2人とも別々の大学に進学して、これからはバイトしてお金貯めて、嵐のコンサートに行きたいね!なんて話も出てた頃。
彼女は、病にかかりました。
それを聞いたのは、確か翌年の春頃。大学入学してすぐにわかったのに、わたし含めて高校時代までの友人に言わず、治療が落ち着くまでは黙ってた彼女。会った時も、ウィッグを被ってて聞いたら「ちょっと病気になっちゃってさ〜!」くらいなもので、努めて明るく振る舞ってました。
そして、会った時には嵐ソングオンリーのカラオケ。ファイトソングを一緒に歌ってみたり。何気ない嵐の話をするのが彼女にとっては嬉しいことだったようです。また次会った時もカラオケ行こうね!なんて話をしたり。
しかし、彼女は大学三年生の秋、旅立ちました。
訃報を聞いても、お通夜に行っても、信じられなくて、彼女の遺体の顔を見ても現実味はなくて。
しばらく経って何気なく嵐の番組を見て、大野さんとニノのいい絡みを見て、彼女も見てるかな?とふと思った瞬間、あ、彼女はもういないんだ。と強く実感しました。
でもきっと、天国で、彼女は嵐を見ている。とも思いました。
それからは、よりわたしにとっての嵐は特別な存在になりました。嵐を見れば、彼女を思い出せる。嵐があれば、彼女を忘れない。
だからこそ、活動休止は悲しいことだけど、きっと彼女が生きていたとしたら、「大野さんだもんね〜!釣りとかするんでしょ?楽しんでほしいよね〜!」と言ってくれると思うので、ゆっくり楽しんでほしいなとも切に思うのです。
これが、わたしの嵐の思い出。
わたしと、彼女にとっての青春。
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