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あるジャンルの周年作品を素直に喜べない体質

主に現在日曜朝に放送している「特撮戦隊ヒーロー作品」関連なのだが。

一時期遠ざかっていたり、観ない(途中で脱落しちゃう)年もあったりするのだが、幼少期の頃は観てたしなんだったら高校生・大学生時代も観てたり現在放送中の「爆上戦隊ブンブンジャー」は大好き。
つまり「戦隊ヒーロー」作品って40年~50年近くだいたい1年1作品という形で放送している長寿シリーズなのである。

私がいい大人だけどこのシリーズを楽しんでいるように、昔はこども向けとして始まったシリーズもそのこどもが大人になっても継続視聴したり、自分のこどもが観るのに付き合う形で視聴再開したりと視聴者層が広がっているし、ちょっと大人の方が熱があるかも。(こどもは他に興味が移ったりなどするが大人は嗜好が固まっていたり、惰性で観続けられちゃうとかもあって結果的に「良い」視聴者になっていそう)

また、テレビ・映画以外にも配信できるプラットフォームが拡充したり、SNSの発達で演者を忘れることなく追うことができたりなどもあり、ファンを喜ばせる観点・マネタイズの観点で、10周年/20周年イベント(10周年/20周年作品)とかが生まれてくる。
昔好きだった作品でも、周年のなにがしはほぼ未視聴・未参加なんだが、最初の頃はなんか嬉しかったんだよね。「あの作品が周年で再度作品化される!いいね。」みたいな感じで喜んでた。

だけども、戦隊ヒーローって1年1作品が切れ目なく続いているシリーズなので、
・作品Aは今年10周年で、周年作品・イベントするぜ!
・作品Bは今年9周年
となり、来年になると、
・作品Bは今年10周年で、周年作品・イベントするぜ!
・作品Cは今年9周年
・・・以下繰り返し・・・・・・。

実際には、色々な事情で必ずしも周年祝いで作品作られたりイベント開催されるものではないのだけれど、毎年どれかの作品がいわゆる大きめの節目の周年(10年、15年、20年)になるわけで、それを全部祝ってるのってなんなんだろうなぁと数年前に冷めた捉え方するようになってしまった。

作品が切り替わってない作品(例えば同じチャンネル作品で「ドラえもん」)だと20周年とか25周年ってその時しか訪れないから大々的にお祝い!って気持ちになるんだけれど、毎年作品が切り替わるシリーズの1作品の周年を追い始めたら毎日がエブリディって感じする。

こういう感情も本来の視聴者層(こども)から外れた大人が毎年観続けているが故に抱くものとも思うので一度出力しておしまいにしようってものである。
が、まめにやっても忙しいだけだから全作品10周年だけ祝うぐらいにしておいてくれ。

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