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■西表島幕営生活#3

#3日目

おっす。(Z戦士)前日は西表島初のテント泊でしたが、涼しかったのもあってかなりよく寝れました。この日は西表島の中でも人気?スポット「ユツンの滝」を目指します。人気といってもそこそこ厳しいので、しっかり準備していきましょう。AM7:00、朝食は、石垣島のスーパーで買った食パン二枚とシーチキン缶一つ。準備を済まし、テントと余分な荷物をキャンプ場に置いて「船浦バス停」まで歩いて向かった。その途中スーパーがあったので昼食と、案外値段が高かったオリオンビールを購入。滝の上で景色を眺めながらビールを飲むのが目的だ。

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キャンプ場から30分程歩いてバス停に到着。船浦から豊原行きのバスに40分程乗って、大見謝ロードパークへ向かう。観光地として知られている大見謝ロードパークには、マングローブを間近で見られる遊歩道がある。AM8:00頃、バス停に到着。「ユツンの滝」があるユチン川に行くためには、大見謝ロードパークからさらに40分程歩かなくてはならない。道路沿いを進むだけなので迷うことはないが、人もおらず、何も無いため少々退屈だった。

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あるとしたら絶滅危惧種に指定されているイリオモテヤマネコの看板だけだろう。この猫ちゃんは、住民ですらほとんど見たことがない大変珍しい動物とのこと。また毎年数匹、車との接触事故によって命を落としているそうで、数少ない目撃情報が事故と考えると、とても悲しくなる。

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AM9:00頃、ようやくユチン橋に到着。橋の上からユチン川を覗くと、川は海と繋がっているため見事に満潮だった。滝がある場所へは、この川沿いを突き進まなくてはならない。川と言っても周りはジャングルで、ゴツゴツした岩だらけ。加えて苔が異常に滑るので注意が必要だ。最初、川への入り口がわからず、意味わからん場所から侵入を試みるも相方の冷静な判断で撤退。その後、ガードレール近くに入口を発見し。AM9:20分ごろ、ようやくジャングルへ侵入することができた。

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ジャングル内は本当に踏み後すらなかったので、迷わないように慎重に進んだ。下に転がっている石には苔がこべりついており、それがとにかく滑る。何回か転びそうな場面があったが、なんとか驚異的なフィジカル(嘘)で回避できた。

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ジャングルは途中、足場が少ない崖が場所が多く河原の上を歩いた。しかし、我々二人とも登山靴だったので、靴を濡らすことができない。こんなことなら他大学の探検部さんが教えてくれた、フェルト製の沢靴を買っておけば良かったと後悔した。と、その時!蛇だ!じゃなくて、つた?でした。ジャングル内こんなのばっかで、蛇に見間違えるからマジでやめてほしい!

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見るからに滑りそうな石ですが、実際にめちゃくちゃ滑りました。私は過去に伊豆大島で、下り坂を全力スキップして靭帯を深く損傷した為、足首をひねらないようにかなり慎重に進みました。​よかったら読んでみてくださいw

ちなみに、靭帯は一度伸びると完全には治らないそうです。つまり、癖になってしまうという事ですね。(突然の雑学)

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西表島のジャングルってディズニーランドの「ジャングルクルーズ」に似てるなぁ、なんて思っていました。しかしよく考えたら、ジャングルクルーズがジャングルを真似してるだけであることがわかりました。(どうでもいい)とはいえ写真を見て分かる通り、水が緑に濁っているのに加えて、太陽の光もそこまでささない為、うす暗くかなり不気味でした。

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反対に、人が立ち寄れない神秘的な場所にも見えました。というか怖かったです、もう。滑るし、うす暗いし、なにより相方が遅い!!この西表島のジャングルに圧倒されてしまった相方は、若干戦意喪失していました。

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見てくださいこの岩の大群。事前に、しっかりユチン川のことを調べていたつもりでしたが、まさかこんな岩があるとは知りませんでした。完全に、私のミスでした。とはいえ、岩の上をピョンピョン飛んで行けば済みそうですが、少しでも苔ゾーンを踏むとスっ転びそうになるので結構危険でした。実際何度か脛と膝を岩にぶつけました。

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そうはいっても、昔から私はアスレチック鬼ごっこを得意としていたので、こんな岩なんてウサギみたいにジャンプして進んでやりましたは!!実際かなり膝に来ていましたが、、。一方の相方は、かなり苦戦していました。私が何度か岩の乗り越え方をレクチャーしましたが、それでも厳しそうでした。ユチン川に侵入してから約1時間。AM11:00頃、このペースで行くと日もくれそうなので、我々は撤退することにしました。仕方なく来た道を戻っていた途中、赤いゴキブリのベイビーを発見し、この日一番の恐怖を味わいました。12:00頃に再び入り口に戻ってきたわけですが、川を見たら完全に干潮でビックリしました。

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ユチン橋からバス停に戻る途中、奇麗な海が見えてきました。道もあったので進んでみると、そこには砂浜が!!

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Twitterのサムネイルは実はこの写真です。PM13:00頃、この奇麗な砂浜で海を眺めながらお昼休憩をとりました。本来なら「ユツンの滝」の上で飲みたかったオリオンビールを昼飯のパスタと共に、喉に流し込みました。疲れていたのもあって格別においしかったです。食べた後は少し海にも入りました。もちろん水着なんてないので、パンツ一丁です。

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14:00頃、大見謝ロードパークに無事帰還しました。バスが来るまでかなり時間があったので、ロードパークのマングローブを間近で見れる遊歩道を散策しました。マングローブなんて見たことすらなかったので、こんなにボツボツしているとは、少し衝撃的でした。集合恐怖症の方が見たらすこし気分を害すかもしれませんね。

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マンローブは海の潮が引くとこのような形になるんですかね。なんとも不思議ですね。地元の方曰く、マングローブではヤシガニも取れるらしく、それが伊勢海老以上においしいとか。よっしゃ、なら捕まえてやるぜ!後日(終)

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AM16:00頃、無事キャンプ場に帰還しました。まだまだ時間があったので、相方と相撲を取ったり、カバディの練習をしたりしました。AM18:00頃、とうとうすることも無くなったので夕飯へ。私はこのクソ不味かったエビピラフとライトツナフレーク、おさかなソーセージの三品。なぜエビピラフが不味かったか、それはシンプルに水の入れる分量を間違えたから!!みなさんも気を付けてくださいね。夜もすることなかったので、次の日に備え早めに寝ました。

ちなみに四日目は、大原港近くの「南風見田キャンプ場」に向かいます。お楽しみに!!

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