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【NPO法人Links/学び育ちLL教室& かめのこ子ども食堂】得意なことを生かして、学びとごはんの居場所を作ろう!


[基本情報]============================
*活動目的:
目的は2つです。1つめは、経済的事情に影響されることなく、勉強したり、ご飯をお腹いっぱい食べてもらうこと。2つめは、地域の人や大学生が、勉強、遊びや調理など、自分の得意を生かしてボランティアできる機会を作ることです。
*SDGs目標番号:2、3、4
*活動拠点: 彦根市中地区公民館と彦根市男女共同参画センター ウィズ
*活動期間: 2013年〜
*メンバー数: 学び育ちLL教室 15名、 かめのこ子ども食堂 20名 
       (2023年10月1日現在)
*連絡先/代表者: 柴田雅美 
 代表者連絡先: shibatamasami2.0@gmail.com
 学び育ちLL教室 https://www.facebook.com/LLclass
 かめのこ子ども食堂 https://www.facebook.com/kamenoko.shokudou

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【現在の状況】

LL教室 毎週月曜・子ども食堂 毎月第三土曜日

 学び育ちLL教室は、毎週月曜の夜19時〜21時まで、彦根市中地区公民館で開催しています。中高生が18人に、ボランティア10人で、一緒に勉強したり、おしゃべりしたり、ボードゲームをしたりしています。学びの応援をしたい方はぜひ一緒にやりましょう。

 かめのこ子ども食堂は、毎月第三土曜日の9時30分〜13時30分まで、彦根市男女共同参画センターウィズで開催しています。幼児や子どもが保護者さんと食べにきたり、中学生が一人で食べにきたりしています。参加者とボランティアの食事50人分の調理に始まり、食べる所の会場設営、かめのこフードパントリー(食料配布)の準備、子どもとの遊びや見守り、一緒にご飯を食べたりと、ワイワイやっています。ごはんで応援したい方はぜひ一緒にやりましょう。

LL教室の様子

【これまでの経緯】

地域のセーフティーネットを作りたい

 2013年に、地域のPTAさんから「塾にいけない子どもがたくさんいる。中三で5教科100点にも届かない。なんとかしたいけど、私たちでは勉強を教えられない」とSOSがありました。それなら、大学生の強みを生かして学習支援を立ち上げようと始まったのが、学び育ちLL教室です。滋賀県立大、滋賀大、聖泉大の学生と地域の大人でスタートしました。

 そのボランティアさんの中に、地域のセーフティーネットとしてのコミュニティカフェをやりたいという声が出て、教室のボランティアさんも協力しようと始まったのが、かめのこ子ども食堂です。2016年にスタートしました。

 ボランティアはみんな、困りごとを抱えた子どもや保護者さんのためだけではなく、自分自身のセーフティーネットにもなりえる、学びの場所とごはんの場所になることを意識して活動をはじめました。

かめのこ子ども食堂のボランティアメンバーさん

【これからの展望】

お腹いっぱい食べて、勉強もできる場所を続けます

 2つの目的にあるように、経済的事情に左右されることなく、勉強の機会とごはんの機会を作り続けたいですし、そこに関わるボランティアさん自身が、自分の得意なことを生かして活動できる機会を作り続けたいです。

 学習支援も子ども食堂も、どちらも地味な活動ですが、だからこそ流行り廃りなく続けることができるし、続けることで、参加していた子どもたちが大人になり、活動にボランティアとして参加してくることもあるんです。

 これからも続けていきますので、このパネルをみていただいた皆さん、ボランティアとして参加してきて欲しいです。


子ども食堂開催チラシ

【2030年にどんな社会を作りたいですか】

 子どもも大人も自信を持っている社会です。自分の好きなことや得意なことが発揮できて、それが評価されたり、それで生活ができる社会に近づいていると思っています。
 その社会では、自分で考えることができる。自分の意見を伝える場があり、伝えることができる。それは人の意見を聞ける場があり、聞くことができる、ということです。誰かが示した正解にどう効率的にたどり着くか、ではなく、その場に最適な答えは何かを、探りながら考え、作り出していく社会です。

 学習支援や子ども食堂という場を通じて、私たちはそんな社会を作りたいと思っています。


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