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【海をつくる会 名古屋支部】琵琶湖湖底再生プロジェクト

[基本情報]============================
*活動目的:
琵琶湖を救う
ゴミをなくして、琵琶湖の流れを阻害する要因をなくし、ヘドロ化を防ぐ
ヘドロ化を防ぐ事で、琵琶湖の生物の生態系をよくし、生き物が戻ってくる水にする
環境負荷のプラスティクゴミを回収する
ゴミデーターを採集し、関係機関へ提出する事で、行政の施策へつなげる
*SDGs目標番号: 14、17
*活動拠点: 琵琶湖全部
*活動期間: 2018年~
*メンバー数: 30人(2021年10月現在)
*連絡先/代表者: 名古屋支部: 藤本良美    
 メール :umikai-nagoya@outlook.jp
 ホームページ:https://umikai.sakura.ne.jp/

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【現在の活動状況】

琵琶湖の湖底と水辺を清掃、湖底ゴミデーターを採集し、関係機関への提供

今年度は、大津市におの浜、近江舞子、長浜市菅浦、大浦、、豊公園、近江八幡市宮ヶ浜の清掃をしました
また、彦根市、草津市の調査も行いました
タツベ籠、ルアーがどこの場所でもありました
バリケードや漁具等の大型ゴミ、土嚢袋や空き缶等、場所による特徴が、湖底ゴミに表れていました
一度に100kg以上のゴミが上がる事もありました
ルアーや漁具によるゴーストフィッシング、大型ゴミによる、水の流れのせき止めによるヘドロ化も多く確認されています
土のかぶりや、落石等で回収不能だった物もたくさんありました
ゴミの80パーセント以上がプラスティクゴミでした
ゴミの根源が絶てる、良い方法がないでしょうか?

回収したごみ

【これまでの経緯】

固有種や湖底遺跡等、雄一無二感あふれる琵琶湖がゴミだらけ

富士五湖、桧原湖等、色々な湖の清掃活動等でダイビングしてきましたが、琵琶湖に初めて潜った時、なんてゴミだらけなんだろう。ゴミの量半端ない!琵琶湖の固有種達も、思った程いないではないか。と思いました。
しかしながら、思っているだけではどうにもなりません。
何とかしたいとの思いから、自分が持っているダイビング技能を生かし、琵琶湖固有種達の生息環境を整えるべく、水中、水辺の清掃活動を始めました。

琵琶湖底の様子

【これからの展望】

ヘドロをなくし、生きた湖底を取り戻す 生き物が戻ってくる湖底へ

ゴミを減らし、ヘドロをなくすことで、水の流れを良くし、生態系の阻害をなくす
プラスティクゴミを排除し、マイクロプラスチック問題を琵琶湖から発生する事をなくす
湖底ゴミデーターに基づいた施策がなされ、排出ゴミがなくなる

未来ファンドおうみの助成を受けて活動中

【2030年にどんな社会をつくりたいですか?】

若者も、水中の現実を認識し、普段の生活から、ゴミについて考え、川や湖、海等にゴミが流れないような工夫がなされている事が当たり前になっている社会
水中生物が生きていくためには、環境を整えていく必要がある事を、水中に興味がない人でも知っている社会


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