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これでバッチリ♪テントのメンテナンス方法

#ギア
2021113

キャンプの必須アイテムであるテント。
長く使っていると汚れも目立ち、また雨漏りをしてしまうことがあります。

ですが、どうやってお手入れをするべきか悩んだことはありませんか?
本記事では、なぜテントのメンテナンスが必要なのか、そしてどういったお手入れが必要なのか紹介します。

愛するギアを長持ちさせるために、定期的にテントのお手入れをしましょう♪

意外と簡単♪テントのメンテナンス

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Image by StockSnap from Pixabay

目次

① なぜテントのメンテナンスが必要なのか
② テントの手入れの基本!それは乾かすこと!
                   テントを干す時間がなかった
                   または雨により干すことができなかった場合
③ メンテナンス方法
     キャンプ当日の手入れ
     キャンプ翌日以降の手入れ
        テントに穴が開いてしまったら
     テントの丸洗いについて
④ テント乾燥サービスも活用しよう!

なぜテントのメンテナンスが必要なのか

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Image by Sophie Janotta from Pixabay

安く購入できるテントから、高機能高品質なテントまで様々なテントがありますが、一貫として共通するのは、『長く使用するには定期的なお手入れが必要』です。

汚れが落ちにくくなる
テントに限らずですが、汚れを放置すればするほど落ちにくくなります。
汚れがあった場合は、すぐにふき取るなど、早めの対応が大切です。

カビが生えてくる
「雨じゃなかったからテントはそのまま収納した」
そんな経験はありませんか?

例え雨でなくても、朝露などでテントが湿っていることがあります。
また、テント底面は天候にかかわらず濡れや汚れが付いていたりしますので、しっかり乾かしたうえで収納しましょう。

一度カビてしまったら、汚れやカビのにおいをとるのはとても大変です。
毎回のお手入れが大切です!

パーツの破損やテントの破れに直ぐに気が付く
テントの底面は、松ぼっくりや木の枝などで傷がついたり穴が開いたりすることがよくあります。
また、テント内部でストーブを使用したことにより、火の粉や熱などで穴が開く場合があります。
穴が小さいうちは養生テープなどで簡単に補修できますが、穴が大きくなると補修が難しくなる恐れがあります。
穴や傷などは気が付いたらすぐに補修しましょう。

また、ペグの泥汚れも放置しておくと抜けにくくなり使い勝手が悪くなります。
使用後はふき取るなど、こまなお手入れをおすすめします。

テントの手入れの基本!それは乾かすこと!

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Image by Rudy and Peter Skitterians from Pixabay

お手入れの基本は干して乾かすことです。
たとえ晴天で恵まれたキャンプであっても、地面に接している部分は朝露や泥などで汚れています。
この汚れをそのまま放置していると、カビが繁殖し異臭の原因となります。
また、テントの寿命を縮めることになります。

可能ならば、撤収前にテントを広げて干しておこう

テントを干す時間がなかった、または雨により干すことができなかった場合

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Image by Jill Wellington from Pixabay

テントを干すことができなかった場合は、自宅でのクリーニングになります。
撤収の際は、収納袋に無理に入れることはせず、大きめのビニール袋などにテントを収納し、お天気に恵まれた日にテントを干しましょう。

汚れた状態で、収納袋にテントをぎゅうぎゅうにしまうと、虫によりテントに穴が開いてしまう恐れがあります。

この数年カメムシが大量発生しています。
筆者の経験上、”虫よけスプレー”ではカメムシ対策には効果を感じたことがありません。
雨キャンプの後に、テントを無理やりに袋詰めをし、後日袋からテントを取り出したとき、テント上部に虫の汚れと穴を見つけた時といったら… 悲しみに暮れました。

これ以来、我が家では撤収時にテントを無理に収納袋いれず大きめの袋へ収納しているようにしています。

干せなかったときは、大きめの袋にテントを収納。あとで干してもいい!

メンテナンス方法

キャンプ当日の手入れ

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Image by Hans Braxmeier from Pixabay

撤収の際には、テント内部のごみの清掃をしましょう。
テントの内部の清掃は、テントがたたまれた状態では難しいです。

掃除にはハンディクリーナーやハンディーモップがとても便利です。

キャンプ翌日以降の手入れ

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Image by Myriams-Fotos from Pixabay

① 天気のいい日にテントを広げて再度乾かす
② 虫などがいないか確認する。(テントポールを通す穴にカメムシいませんか?)
③ テントの地面に接している部分を確認し、簡単に水拭きをする
④ 汚れが目立つ場所は中性洗剤を含ませた雑巾でふき取る
⑤ ふき取り完了後、テントを再度乾かす
⑥ 必要に応じて、補修・防水スプレーを行う
⑦ テントを収納する。

※6.補修・防水スプレーについては、後で補足説明を行います。

テントに穴が開いてしまったら

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Image by PDPics from Pixabay

使っていくうちに、テントへのリペア(補修)作業も必要になってきます。
一番多い補修場所は、テントの床部分。
石や小枝、松ぼっくりなど、テントの床が薄くなったり穴が開いたりします。
また、テントの上部なども、収納の際にテントポールや虫により穴が開いたりします。
穴を見つけたらテープで補修しましょう。

テント補修用のシームレステープも販売されていますが、ホームセンターで販売されているテープもかなり優秀です。
我が家では、ホームセンターで見つけたパワーテープを愛用しています。

先日、タープテントのポールが抜けてしまったのですが、このパワーテープで補強ができました。
また、テントの穴あきもパワーテープで補修しています。
このテープの優秀ポイントは、「丈夫なのに手で切れる!」です。
トラブル発生時にその都度ハサミを出すのはとても面倒です。
とても、重宝しますのでキャンプに一つ持っていくと、もしものトラブルでも心強いです

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テントの補修が終わったら、フライシートの防水処理を行いましょう。
テントへの撥水処理は、範囲が広いため塗るタイプの防水剤が便利です。

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服や靴など、テント以外にも防水剤を使いたい場合は、スプレータイプをおすすめします。
筆者は、ファミリーテントを使用していますが、1回の使用で1本使いきっています。

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テントの丸洗いについて
お天気に恵まれたのなら、年に1回程度テントの丸洗いをしましょう。
テントを洗いすぎると、防水機能がなくなったりして、テントの劣化を速めることになります。
我が家では、真夏に1回だけテントの丸洗いをしています。

■テントを洗う際に気を付けるPOINT

洗濯機で脱水をしてはいけません
テントの撥水がなくなる原因にもなりますし、洗濯機が壊れる恐れがあります。
手洗い必須です。
テントはとてもデリケートです。 必ず手洗いをしましょう。

テント洗い手順

① インターシートのチャックをすべて開けます。
② お風呂場、またはビニールプールなどに水を張り中性洗剤を入れます。
③ インナーシートを水にひたし、足で踏み洗いをします。
④ 水を流します。 再度水を入れてすすぎを行います。
⑤ 屋外に広げてテントを干します。(地面に直置きをする場合は、飛びや すいので、重石などを置きます。)
⑥ テントが乾いたなら、フライシートに防水スプレーを塗布します。

中性洗剤は、テント用の洗剤でもよいですが台所洗剤でも問題ありません。

テント乾燥サービスも活用しよう!

大型のテントだったり、時間が取れずにテントのメンテナンスができなかったり、なかなかお手入れが難しい方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合は、テント乾燥サービスを活用するのをおすすめします。

テントの乾燥から補修まで、料金に応じて様々なサービスが提供されています。

▼テント乾燥サービスについては下の記事をチェック!▼

まとめ

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Image by chulmin park from Pixabay

テントの丸洗いはとても大変ですが、キャンプ撤収時に簡単でもお手入れをすることでテントの寿命はグーンと延びます。
なかなか気軽に買い替えできないギアですので、少しでも長く使えるように定期的なお手入れをおすすめします。

                                                                                                written by 水木 幸


元記事


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