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『スラムダンク』をもっと知りたい! - 5

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』に触れた私が、井上雄彦氏のマンガ『スラムダンク』(ジャンプ・コミックス)を読んでいきます。全巻を読み切れるよう、がんばります。

5巻「REBOUND」

◆4巻の最後で、桜木が見せた分身の術には名前があった。その名も「フンフンディフェンス」。そのまんまだな
◆メガネ君スリーポイント。なぜなら桜木が流川にパスしないから。ナルホド〜この対立が映画版ラストの「パーン!!!」に繋がっていくわけね。OK、OK
◆彩子から「さあラスト6分よ!」のせりふ。大事な進行は彩子から言わせる。もう完全に番組MC。彩子が司会となって大回し中
◆押されていた湘北が点差を詰めてきて、白熱する体育館。流川応援隊も元気に応援しているぞ

この3人が好きになってきた私

◆映画版でも思ったんだけど、「スラダン」は試合シーンが本当に楽しいんだよ
◆流川を抜いてシュートを決める仙道。この「速さで圧倒した」感じがすごい!

スピード感あふれるコマ

◆リバウンドについて、かなり細かく解説しているのがいい! 著者解説と彩子解説の合わせ技でリバウンドの意味を伝えていくのは、複雑なゲーム展開にもついてこれる読者を育てる意図があると思う。私もここでリバウンドの大切さを学んだぞ

マイケル井上氏の登場だ
内容が一気にわかりやすくなる。彩子さん優秀すぎ

◆リバウンドで桜木が高くジャンプするの、何回見てもいいね。映画版でも、相手チームが「あれ、まだ(空中に)いる」って驚くシーンあったけど、バスケで高く飛べることはそれだけで強さの証なんだ
◆すごい勢いでリバウンドを奪う桜木。「スラダン」でいちばん燃える展開だ! さすがに単行本のタイトルを「REBOUND」にしただけあるぞ

すごいぞ桜木

◆ケガした赤木が戻ってきた。練習試合なのに、はりきりすぎて流血しちゃう主将
◆リバウンドの場所取りがうまくいかず、赤木に「ちがーう」と叱られる桜木。そこからの回想シーン。話運びがスムーズでいいねえ
◆「ゴール下は戦場だ!」。この場面もアツい。赤木の特訓。気持ちが高まってくるよ

高校生とは思えない迫力の赤木

◆燃えてきた仙道、「オッケー」のせりふ。これもカッコいいんだよ。「この俺を本気にさせたね…?」感というか。そういえば映画版の冒頭で、三井も「オッケー」って言ってたよね。あの場面も好き! スラダンのキャラ、闘志に火がつくと「オッケー」って言いがち(スラダンあるある)

燃えてきた仙道

◆メガネ君がゴールを決めて、会場からメガネコールが起こったぞ
◆仙道に抜かれて追いかける桜木。「ドギュン」のオノマトペと、後ろでびっくりしてる赤木。このコマも好きだ〜

桜木のスピード感を「ドギュン」で表現

◆流川が試合に戻る。そして監督から、流川と桜木のふたりで仙道マークの指示。そして、男同士ふたりが協力して仙道を激しくマークする姿を見ているうちに、心の奥に隠された秘密のスイッチが入ってしまった晴子の「きゅん…」

ときめく晴子であった

◆ライバル出現を楽しむ仙道。ようやく手応えのあるやつがあらわれたぜ……的な感じだろうか。試合はまだ終わらず6巻に持ち越しだ

5巻の感想

◆いやー盛り上がった。試合はいい。もっと試合を見たいよ〜
◆長く読んでくれる読者を育てるため、基本ルールや、バスケで大事な戦術などをていねいに教えて、読者を成長させようという姿勢がある。すごく大事だと思う。だからこそ「スラダン」はベストセラーになったのではないか
◆井上氏が、いかに彩子というキャラをうまく使いながらこの作品を描いているかがよくわかった。彼女がいればストーリーが格段に伝わりやすくなる。彩子さんはマジで麒麟川島級のMC
◆晴子の「きゅん…」
◆宮城、6巻も出なさそう。7巻あたりでお待ちしてます。三井はいつだ?

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