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『スラムダンク』をもっと知りたい! - 3

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』に触れた私が、井上雄彦氏のマンガ『スラムダンク』(ジャンプ・コミックス)を読んでいきます。全巻を読み切れるよう、がんばります。

3巻「庶民のシュートは難しい」

◆練習に励む桜木。「ダンク以外は庶民のシュートだから俺はやらない!」と考えていた彼だが、基礎のシュート(レイアップ)を練習する重要性を学ぶ、という回。王道バスケットマンガのワクワク感があるぞ
◆体育会系のあいさつは「チューーース!!!」で決まりだ

くちびるの形がかわいい

◆「ようやくバスケ部員ぶいんらしくなってきた桜木花道さくらぎはなみち(どこがや)」のかわいいセルフツッコミ。こういうのマンガで見るとキュンってなっちゃうな

ちょっとコミックエッセイっぽい雰囲気もよい

◆桜木「そーか 努力したんだなーハルコさん… おれも努力しよう…」のせりふ。桜木はわりと素直にものごとへ取り組むのがいいところ
◆晴子と練習し、レイアップシュートができるようになる桜木。ここはかなり好き。スポーツでも楽器演奏でも、絵を描くでもいいんだけど、「コツをつかむ」瞬間の快感って確実にある。「そうか、こうやればいいのか!」と開眼したときってすごく興奮するんだけど、この「いままさにコツをつかんだ!」と実感する成長のタイミングが描かれていてよかった。「成長するよろこび」が描かれているのは読んでいて嬉しい。ここには著者の描きたかったテーマが込められていると思う!
◆レイアップシュートができるようになった桜木をホメるメガネ君。優しい。やっぱりメガネ君、メッチャいい子なんじゃないか?
◆陵南との練習試合を控えて元気いっぱいのバスケ部。相手高校の偵察が体育館にやってきた。これは陵南にどんな選手がいるかといった情報を出して対戦を盛り上げる前振りという感じだろうか
◆バッシュを持っていない桜木。何履くとか気にせずやってる感じがいい。彼はいつジョーダン1を手に入れるんだろうか。映画版では流川がジョーダン5履いてたし、著者は登場人物に履かせるバッシュにもこだわりがあるとみた
◆彩子は「桜木花道」とフルネーム呼びする
◆ついに赤木が桜木にリバウンドを教える場面! 映画版につながってる! そうだ桜木、キミはリバウンドで輝く男なんだ。教えたのは赤木だったのか~。がんばってリバウンド覚えてくれよな

この子はリバウンドを取るのがうまいぞ

◆陵南との試合。ちなみに電車移動。なぜか電車内で空気椅子をやって足腰をきたえるバスケ部員
◆「センドーを倒す!」と桜木。各高校に強敵というか名物キャラ、ライバルがいて、試合で対決していく感じね。定番だけど燃える展開
◆「あら! あんた陵南のあのエースの仙道を知ってるの?」と彩子。キャラ解説もしてくれる、番組MCのような役割だ
◆またしても桜木から安西先生へのタプタプ攻撃。しかしいまのところ安西先生は指導らしい指導をしていないぞ。いつ具体的に教えてくれるんだろうか。そして「あきらめたら……」のせりふは何巻で出てくるんだ?
◆仙道。短ラン着たヤンキー(ちょっと怖い)。試合会場に遅刻してきたエース。妙に愛想がよく笑顔を絶やさない。髪立ててる。4巻は彼が無双する展開か? 期待

3巻の感想

◆まだ宮城が出てこない。入院が長びいている
◆ギャグマンガ的なノリにも慣れてきた。やっぱり少年誌だし、ちょっとドタバタしている感じがいいのかな
◆不良が殴り合うヤンキーマンガの要素はなくなるだろうか。普通にバスケしてほしい。ヤンキー苦手だし、暴力もういいので、ただ練習と試合だけしてほしいな〜
◆次巻から本格的にバスケの試合が描かれるはず。ようやくゲームが出てくるぞ! 3巻までは物語の序盤だから、あるていど前置きがないと進まないのであった

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