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『スラムダンク』をもっと知りたい! - 8

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』に触れた私が、井上雄彦氏のマンガ『スラムダンク』(ジャンプ・コミックス)を読んでいきます。全巻を読み切れるよう、がんばります。

8巻「BASKETBALL」

◆7巻の三井軍団大暴れ回で心が折れかけている私。未成年(子ども)が殴り合うマンガを読んでも楽しくないのであった。気分を変えるために、元旦から映画版『THE FIRST SLAM DUNK』(3回め)を見に新宿へ出かけ、「スラダン」への気持ちをがんばって取り戻した
◆『ドカベン』も、最初は山田太郎がなぜか柔道をしていたと聞く。ストーリーが軌道に乗るまでには、一定の時間がかかるのかもしれない
◆映画版で、体育館の入口で三井が頭を下げてバスケ部に戻るあいさつをしていたが、あの場面がやがて来るってことね
◆そんなわけで8巻。三井軍団と桜木軍団のバトルは続く。桜木と、三井軍団の強い人(鉄男)が殴り合う。鉄男がいくら殴っても桜木には効かない描写。ひたすらガマンして読む
◆メガネ君の「大人になれよ…三井…!」発言。ホントだよ。大人になりなさいよ

メガネを取ったメガネ君

◆赤木登場。そしてメガネ君の「三井はバスケ部なんだ」発言から過去のエピソードへ。できれば早めにこの流れに進んでほしかった。7巻半ばから8巻半ばまで、まるまる1巻ぶん使って体育館で暴れた意味よ。暴れのシーンが長すぎるのよ
◆中学バスケのエースだった三井。まわりから「っちゃん」と呼ばれる人気者。彼がなぜ、こんな乱暴者になったのか……。語られる過去

しあわせそうな三っちゃんの笑顔だよ

◆急に思ったんだけど、「三井」はスリーポイントが得意なキャラだから、名前に「三」の字を入れたのかな

三っちゃんだけにスリーポイント

◆あっ、思いのほか早く出た「あきらめたら…」! こんなに早く出るとは。20巻くらいまで出てこないと思ってた。もっともよく知られるスラダン名言は、意外に早く登場するぞ

出た〜スラダン名言 No.1 !!!

◆そうか、三井は安西先生にバスケを習いたくて湘北に入ったのか。若者には自分を導いてくれる師が必要だ

こんないい子がなぜ

◆回想シーン。赤木と切磋琢磨しながら成長していく三井。青春だ
◆練習中に足をケガする三井。そうか、退部の原因これか〜〜
◆「それから二度と…三井は戻ってこなかった…」
◆私は、三井は単に不良になって、部活ダルくなってバスケやめたのかと思ってた。違うのね
◆アッ……! そういえば映画版の劇中で、三井がひざをさする短いショットがあったように記憶してるけど、あれはケガしたひざを気にする描写だったのか? そうなのか?
◆バスケに未練たっぷりの三井、周囲から指摘されて「違う! 未練ない!」と強がる場面。こういうのは、わりと好きかな……

素直になりなよ

◆尊敬する安西先生が体育館へやってきて、ついに心が崩壊する三井
◆三井、心からの独白。これは名場面じゃない? いいせりふ。最初っから素直になればよかったんだよ。この大事な言葉を印象づけるための大暴れだったのか。なるほど~。その意図はあるていど理解できたけど、かなり長めに続く暴力シーンだったから、もうちょっと尺を短くしてほしかったな

これは名場面と呼べるのでは

8巻の感想

◆またしてもバイオレンス回。恐怖を感じながら読んだ。しかし、純粋だったかつての「三っちゃん」の姿が見れてよかった
◆これで三井は素直にバスケに打ち込んでくれるのか
◆ていうか私はバスケマンガを読みたいので、もう乱暴はやめて普通にバスケしてほしい
◆メガネ君は本当にいい子、好き
◆マジで三井は、部員全員にお詫びの東京ばな奈とかを渡してしっかり謝ってほしい。改心してくれよな
◆9巻からのポジティブ展開に期待

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