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『スラムダンク』をもっと知りたい! - 11

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』に触れた私が、井上雄彦氏のマンガ『スラムダンク』(ジャンプ・コミックス)を読んでいきます。全巻を読み切れるよう、がんばります。なお、読んでいる単行本は通常版です(完全版、新装版ではありません)。

11巻「マグレだとしても」

◆翔陽戦も後半へ。切り札の藤真が投入され、押される湘北。またしても桜木のファウル問題
◆がんばってプレイすると、どうしてもファウルを取られてしまう桜木。そこでのびのびプレイできなくなる感じがうまく表現されているぞ
◆インテンショナルファウルの解説。そういえばファウルの種類によって、フリースローが1回だったり2回だったりするのもよくわからないと思っていた。私バスケのルール知らないままだな〜

「けっこーきびしい」

◆翔陽に攻められる湘北だが、安西先生のひとことで自信を取り戻す5人。このコマもいいね

結束が現れた場面。くわっ

◆桜木と流川のジャンプで制空権を取る作戦。流川は何でもこなすオールラウンダーだ
◆三井をマークしたいという翔陽の6番。彼は中学時代に三井と試合して負けていたが、同時に、高校に入って部活を辞め、不良になって町を徘徊していた三井を見かけ、そのイキった姿を知っていた。バスケせずに遊んでいたやつが試合で結果を出せるわけがない、と思っていたのだ。ここ、何かヒリヒリしちゃう描写だったな〜。バスケから離れていた三井の過去
◆彩子と話す宮城。何かキュンとしちゃうな
◆桜木を励ます赤木。いい励まし方だ

少期待

◆町でたまたま三井を見かけた翔陽の6番が手に持っているのは、桜木がバッシュを買ったチエコスポーツの袋。たぶんバスケ雑誌とみた。店長がスニーカーオタクでおなじみチエコスポーツ

チエコスポーツの袋を私は見逃さなかった

◆しだいに動きのよくなってくる桜木。いいぞ。しかし本気になりすぎるとファウルの罠。バスケむずい
◆スリーポイントを狙う三井に翔陽側がファウル。スリーポイントを打つ相手にファウルすると、フリースロー3回もらえるという。バスケのルール、ホントに勉強しなきゃダメだな私
◆「オールコートであたってきた」。これも意味わからない! バスケむずい

オールコートってなに

◆バスケから離れて不良をしていた自分の過去を恥じ、払拭したい三井。「ここで働かなけりゃ、オレはただの大バカヤロウだ」。そうか、過去を悔やんでいるのか。ようやく三井に感情移入できそうな気がしてきた。その気持ち、わかるぞ

忌まわしい過去を振り切りたい三井

◆立て続けにスリーポイントをキメてくる三井。あっ、何か三井を応援したくなってきたかも……。あんなにムリ〜と思ってた三井なのに
◆赤木と三井の「パーン!!!」

もはやスラダン名物

◆三井の活躍を応援席で見守る、水戸の素直なひとこと。私も同じように思い始めていた。あろうことか、あの乱暴者、三井を応援したくなっている私……!!!

水戸、ホントに優しい男だよ。泣いちゃう

◆スリーポイントをキメまくり、ボールにくらいついて負傷し、ついに退場の三井。しかしこの試合、三井はマジでがんばった! 三井を見直した。出戻りの引け目を感じつつ、試合で結果を出そうと全力でプレイしたぞ!! その泥くさい姿に胸を打たれた私であった。ムリ〜とか言ってゴメンねミッチー

よくがんばったぞ

◆三井アウト、メガネ君イン。湘北も懸命にたたかう
◆桜木、ダンクをキメるがファウルを取られる。これでファウル5回、退場
◆しかしこのダンクで勢いを取り戻した湘北が勝利。やったぜ!!!
◆試合後。ちょっとエッチな何かを感じたロッカールームの図

やだエッチ……

◆新聞に写真が載ってはしゃぐ桜木。次は海南大附属戦だ!

11巻の感想

◆完全に「三井回」と呼んでいい翔陽戦後半ではなかったか。水戸の言葉「あんときはムカついたけど、今は好きさ!!」に「そうなのよ!!」と同意してしまった私
◆ダメだった自分を払拭したい、そのために試合で結果を出したい。そんな気持ちから放たれた渾身のスリーポイント。そしてラインを割りそうなボールに食らいついたガッツ。やらかした男が出戻りでがんばる、そのひたむきな姿に共感
◆三井の泥くささに感動してしまった私。体育館事件はいまだに苦手な回だけど、そんな過去をエネルギーに変えて試合にのぞんだ三井を応援したくなったぞ
◆水戸は優しい子
◆胸を打たれた11巻、翔陽戦の主役は完全に三井だ! 見直したよ!! 燃えるスリーポイントをありがとう!!!

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