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日傘を差しましょう(この夏の最終結論)

もう使うしかない

みなさんは日傘を差していますか。日傘を持っていない人は、これを読んだらまっすぐ買いに行ってください。男性も女性も関係ない。人間には日傘が必要です。2023年の夏こそ、日傘をあらゆる人間の必須アイテムにしましょう。もう、日傘がないと具合悪くなっちゃうよ。この灼熱のような夏の気温と、外を歩いているだけでクラクラしてしまいそうな日差し。ほとんど亜熱帯地域と化した日本の夏における日傘は、美容グッズというより生命維持の道具になりつつあります。日傘は、体調を保つためにこそ必要なのです。一度使えば、その快適さから「こんなに暑い日に直射日光を浴びながら歩くなんて、何かの修行、あるいは地方伝来の通過儀礼かな?」と思うようになります。体感温度が一気に下がり、安心して外を移動できるようになるのです。私自身、この季節に日傘なしで外を歩くのは危険で怖いと思うようになりました。

さて、日傘に対してもっとも多く寄せられる意見は「メンドくさい」です。渋谷クラブクアトロに対する意見でいちばん多いのが「柱がジャマ」なのと同様に、日傘はことあるごとに「メンドくさい」と言われ続けてきました。これはいっけん、どこか納得できそうな意見という感じがします。ところが、そんなメンドくさがりな人でも、雨が降ったら普通に傘を差すのであって、傘そのものを使えないわけではないのです。これが仮に、雨の日も「いや傘メンドくさいから」と言って濡れて歩くなら一貫してますけど、どんなメンドくさがりも雨の日は傘を使っているわけですから、傘そのものに抵抗感はないはずです。傘、みんな使ってる。そして、いまの日本における夏の日差しの激しさ、容赦のなさは、何の保護もなく直接浴びるには強すぎます。健康のために、そして一生を通じて大切にしなければいけないお肌のために、夏の無防備歩行、ノーガードの練り歩きはもうやめましょう。しんどすぎるのです。

ホントに便利で快適!

健康に気を配る人のためのアイテム

次に多く寄せられる日傘への意見は「恥ずかしい」です。渋谷クラブクアトロに対する意見で2番目に多い「入場前に階段のとこで待つのがダルい」と同様、日傘は長らく「恥ずかしいもの」「軟弱さのあらわれ」として扱われてきました。日傘なんて差すやつはへなちょこ野郎だ、というわけです。でも、そういうマッチョな人に限って、信号待ちではなるべく日陰に立って青になるのを待ってたりして、つい「尊公だって暑いんじゃ~ん」と声をかけたくなる私。日傘とは、健康に気を配り、身体をいたわる人のためのアイテムなのだから、胸を張っていいのです(若い世代ですと、恥ずかしいという意識もなくなってきているようですが)。また日傘は、ある意味では日陰を持ち歩くのと一緒です。あー、涼しい。外を歩いてもあまり疲れなくなりますし、服が汗でしめったり、顔が熱でほてって調子が悪くなったりすることもありません。「なんかカッコ悪い」「気合いが足りない」「ホラー映画で最初に殺される人みたいに見える」といった意見は受けつけません。日傘はステキな道具なのです。

では、さっそく日傘を探しにいきましょう。値の張る日傘を買う必要などありません。無印、ユニクロの日傘でじゅうぶんです。どちらもちゃんと遮光してくれますし、値段もお手頃。日常生活で使って、日光や暑さを避けるのに何の問題もありません。まずは使ってみることが大事なのです。2000円~3000円くらいで気軽に始められる、無印、ユニクロの日傘を使ってみるといいと思います。もちろん日傘は、お肌をキレイに保つことにも役立ちます。「紫外線を浴びると、体内でメラニンが生成されて……」といったややこしい説明は省きますが、日光の対策をしないと、シミ、シワ、たるみなどができて、肌が傷んでいきます。そうならないためにも、日傘はとてもいいアイテムなのです。さらに言うなら、日焼け止めのクリームやスプレーは使うと減りますが、日傘は一度買えば使っても減りません。ずっと使える。いいですね。もう、日傘を使わない理由は完全になくなったと言ってもいいと思います。この夏はきっと日傘を習慣にしましょう。

無印良品の日傘

2990円。ちゃんとUVカットします。デザインもシンプルで使いやすそう。水色のやつがいいね。

ユニクロの日傘

1990円。カラバリ多い! 安い! 最初の1本にいい感じですね。もちろんUVカットつき。ここから始めるのがいいカモ。

【私の書いたスキンケア本がありますので、読んでください】

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